筋肉量の減少は糖尿病の第3の原因!超スロー立ち座りをするだけでウォーキング以上の血流改善効果

糖尿病の運動療法というと、今まではウォーキングなどの有酸素運動が効果的といわれ、筋肉トレーニング(筋トレ)はあまり重視されてきませんでした。しかし最近では筋トレと有酸素運動を組み合わせた運動療法が推奨されるようになってきました。

ですが両方やるのは大変だと思う人も多いことでしょう。どちらか1つを選ぶとすれば、私は室内で短時問でできる筋トレをおすすめします。

というのは、私自身がかつて糖尿病を発症したとき、どんな運動をしたら最も血糖値が下がるのか調べたところ、筋トレを行った後の効果が一番高かったからです。

筋トレは、筋肉中に蓄えられたブドウ糖からつくられるグリコーゲンをエネルギーとして消費します。グリコーゲンが消費されると、筋肉の中に新たなグリコーゲンの貯蔵スペースができるので、そこに血液中のブドウ糖(血糖)が取り込まれやすくなり、血糖値が下がるのです。

とはいえ、運動の習慣がない人は、「筋トレ」と問いただけで尻込みする人が多いようです。そんな人におすすめしたいのが、「超スロー立ち座り」。イスからゆつくり立ち上がり、ゆつくり座る。これを繰り返すだけの運動です。イスがあるので転倒する心配もありません。

筋力が低下している人は、これを続けるだけで太ももやお尻の筋肉が強化されます。ある程度筋肉がついてきたら、完全に座らず、イスにお尻がつくかつかないかのところで、立ち上がるようにすると、さらに効果がアップします。

糖尿病の原因は「インスリンの効き目が悪くなる」、「インスリンそのものが出にくくなる」の2 つといわれていますが、最近では3つ日の原因として、「筋肉量の減少」を指摘する糖尿病専門医もいます。この第3 の原因に対して効果がある運動が、超スロー立ち座りなのです。

筋肉量が増えれば、歩くのが楽になり、ウォーキングも苦にならなくなるでしょう。両方を併用すれば、血糖値はさらに改善し、薬を服用している人は、減薬も期待できるようになります。

超スロー立ち座りのやり方

  1. 椅子に座る椅子に座り、両手を胸の前でクロスさせ、顔は正面を向く
  2. ゆっくり立つひざを伸ばし、4秒かけて椅子から立ち上がります。完全に立ち上がったら4秒かけて座ります。これを10回繰り返して1セット。朝・夕方に2回行います。

超スロー立ち座りに発酵黒豆エキスを合わせれば間違いないでしょう。