糖質制限食 海藻 を活用してお腹をすっきりさせるが昆布は要注意

糖質制限食 海藻 を活用してお腹をすっきりさせるが昆布は要注意です。藻類はビタミンやミネラルを多く含んでいるので、栄養バランスの面でも重宝する食材といえるでしょう。

とくにワカメはカルシウムやマグネシウム、ビタミンB2、ビタミンAなどのミネラル成分も豊富なので、積極的に使いたいですね。

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糖質制限食 海藻 を活用してお腹をすっきりさせるが昆布は要注意

カットワカメは100グラム中に炭水化物41.8グラム、そのうち食物繊維が35.6 グラムです。

しかし、糖質=炭水化物1食物繊維なので、糖質は100グラム中に6.2グラム。市販のカットワカメの小さい袋(約16グラム) ならば、糖質は0.9 92 グラムになるので、糖質オフ的には大丈夫な食材です。

むしろ食物繊維が豊富なので、腸内環境を整える働きもあります。近年ワカメを原料にした「ワカメ麺」という商品があるので、麺類が好曹な人にはオススメです。

また糸寒天も食物繊維がたっぷり含まれ、満腹感をうながす効果があるので、食事にボリュームを出したい時に便利です。

ちなみに寒天の成分は、寒天100グラム中に炭水化物1.5 グラム、食物繊維1.5グラムですので、寒天の炭水化物はすべて食物繊維になります。

よって血糖値は上昇しないので、安心です。ところが海藻のなかでも、昆布は糖質オフの観点から見ると要注意です。

素干しの昆布100グラム中には、炭水化物5.7グラム、食物繊維24.9グラムです。じっに30.8グラムの糖質が含まれています。

海藻のなかで昆布だけは、明らかな高糖質食品なのです。以前、たまに昆布ダイエットをしている方でやせない人がいますので注意です。

昆布おそるべしですね。ちなみに昆布だしは、ほとんど糖質を含みません。穀物を原料にしている玄米茶やそば茶もほぼカロリーゼロなので、同じことです。ただし、昆布だしをとったあとの昆布を食べるのは避けましょう。

糖質制限食 海藻 を活用してお腹をすっきりさせるが昆布は要注意 まとめ

海藻は糖質制限食において非常に優れた食材です。特に、食物繊維やミネラルが豊富で、お腹の調子を整える効果が期待できます。しかし、海藻の中でも種類によって糖質含量が異なるため、昆布には注意が必要です。

海藻の活用法と注意点

おすすめの海藻

1. わかめ

  • 低糖質(約0.5g/100g)で、食物繊維が豊富

  • 消化を助ける働きがあり、お腹がすっきりする

  • そのまま食べても良いし、スープやサラダに活用可能

おすすめ使い方:

  • わかめスープ味噌汁

  • サラダ酢の物に加えて

  • ご飯に乗せてわかめご飯(低糖質ご飯で)に

2. ひじき

  • 食物繊維が豊富で、腸内環境を整える

  • ミネラル(鉄分やカルシウム)も多く含まれ、満足感を得やすい

おすすめ使い方:

  • ひじきの煮物(醤油ベースやドレッシングで味付け)

  • ひじき入り卵焼き

  • ひじきサラダでさっぱりと

3. 海苔

  • 低糖質で、カルシウムミネラルが豊富

  • サクッとした食感が楽しめ、軽食にも最適

おすすめ使い方:

  • 海苔巻き(具材に野菜や肉を使って)

  • おにぎりの具として

  • サラダのトッピング


注意が必要な昆布

昆布

  • 昆布自体は非常に栄養価が高いですが、糖質も比較的高めであるため、食べ過ぎに注意

  • 昆布にはグルタミン酸が多く含まれており、ダシや調味料として使うのは非常に便利ですが、そのまま大量に食べるのは糖質制限中は注意が必要


海藻を使う際のポイント

  • わかめやひじき、海苔は低糖質で、腸内環境の改善満腹感をサポートしてくれる優れた食材

  • 昆布を使う場合は、ダシとして活用し、過剰摂取を避ける

  • 海藻は、低カロリーで栄養豊富なので、毎日の食事に取り入れると効果的です

昆布についてはこちら。

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