エビ形の容器に入れてサイズをそろえる

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学校給食の現場では、エビフライが献立に出て大きさや形が異なるとけんかになってしまう。そんな理由からかそうした教育的見地からなのか、学校校給食のエビフライはどれも同じ大きさで均一化されている。しかし、ファーストフードチェーンなどのエビフライもやはり同じ形状で均l化されているのだから、教育的見地は関係ないのが濃厚。

当たり前だがエビには大小様々ある。それをどうやって均一化しているのか。実はアッと驚く方法がある。まず、フライ用の安価なエビを剥皮、尻尾を除去し身の部分だけを取る。何匹分かの身を集めて、エビ型の蓋付きリテール(容器)に入れて強く押しっけて凍結する。

そして、除去した尻尾をさしこむのだ。これをフライにすれば、すべて同じ形状のエビフライが出来上がるという仕組み。

もうひとつがアイスキャンディーをつるのと同じ方法。

エビの皮を剥ぎ円筒状の型に尻尾を上に出して入れる。この型の中に小麦粉トコを注ぎ凍結。型抜きしてパン粉をつけてフライにする。衣の厚さも大きさも同じになるので、多少、エビの身の大きさが違っても外部からは分からない。

エビ天井にしても立ち食いそば店のエビ天そばにしても、衣が器からはみ出していることがある。でも中のエビはびっくりするほど小さい。これは、「花揚げ」というやり方で衣を厚くしているからだ。「花揚げ」というのは、衣をつけたエビを油の中に入れた後、さらにその上から衣だけを振りかけることである。衣が好きな人は大喜びしそうだが、衣の量が多いだけに油の吸収量が多く、脂肪の取り過ぎになり、将来生活習慣病の危険性が高まる。

コレステロールなどが気になる場合は「こんな食習慣はNG、コレステロール値を下げる4つの食習慣」のように毎日の食習慣で注意するとよい。

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