本当にガンに効果があるのか「サメの軟骨」

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「驚異のサメ軟骨」「サメの抗がん作用」など、主にがん予俄に効果があると宣伝されているのがサメの軟骨。

ちなみにサメの軟骨はこちら

サメの軟骨の効能が注目されるようになったのは、ごくごく20年ほど前。1992年、ハーバード大学医学部の研究者が『サメはがんにならない』を出版したことがきっかけだった。それによると、腫瘍に栄養を供給する血管の発生(血管新生)に対して、サメ軟骨の抽出物に阻害する力がある。 また、がん以外のさまざまな病気にも効果があるという。ところが、この本を出版した当時、著者の息子がサメの軟骨を販売する会社を設立していたのだ。そのために、著書で息子の会社の業績に貢献しようとしたと勘ぐられ、研究成果に関しても疑いをもたれた。 そして、本が出版されてから8年後、米国がん学会で次のような論文が発表されたのだった。「サメ軟骨の人気は、サメが、がんにかからないという前提に基づいている。しかし、実際にはサメとその仲間は良性、悪性腫瘍のいいずれも生じる」

軟骨の売者はサメががんになることは稀と主張しているが、実際のがん羅漢率は不明」と、コメントしている。論文は後にがん関連医学誌に掲載され、サメ軟骨製品が、がんを治癒するという証拠はないと科学的に結論付けた。しかし、実際にガン患者の手記などでサメの軟骨でがんを撃退したという内容のものもある。