ギンコール酸に注意の「イチョウ葉エキス」

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健康食品で重要なのは薬のとの飲み合わせアルツハイマー病や血行障害に効果があるというので人気がある「イチョウ葉エキス」は、その代表である。

英国の医学雑誌『ランセット』(00年1月号)に、米国ジョージ・ワシントン大学の研究者の次のような論文が掲載された。

「イチョウ葉の場合は、解熱剤のアスピリンとの併用で目の前房部分の出血、ワルファリンという抗血栓薬との併用で脳内出血といった異常の報告例がある」

ワルファリンは血液を固まりにくくし、血栓ができるのを抑える医薬品で、静脈血栓症や心筋梗塞の患者に広く使われている。論文では原因となる物質まで断定していないが、専門家の間では、イチョウ葉エキスに含まれる「ギンコール酸」という成分との関連がもっとも疑われている。この「ギンコール酸」は、アレルギー物質で、本来はイチョウ葉エキスから取り除かなければならない物質である。

しかし、02年1月、日本の国民生活センターは、イチョウ葉エキスとして販売されている国産品20銘柄を調査したところ、12銘柄から「ギンコール酸」が検出されたと発表した。イチョウ葉エキスを摂取する際は、ワルファリンとの相互作用だけでなく、「ギンコール酸」単独によるアレルギーにも気をつけなければならない。

ドイツでは、イチョウ葉エキスは医薬品に指定されているため、エキス中のギンコール酸濃度は5 PP m(1PPmは100万分の1)以下という規格基準が定められている。しかし、日本では食品扱いのサプリメントであるから、成分の規格基準はない

痴呆症にイチョウ葉エキス | 100種類のサプリメントの効能と効果https://more-supplement.info/use/archives/27