二度寝の心地よさ

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二度寝とは、朝一度目覚めて、もうひと眠りすること。これが気持ちがイイという人がけっこういる。 いよいよ起きるときは、なんとなく頭がボーッとしているものだが、二度寝が気持ちがイイのには、次のような理由がある。 『睡眠と夢』の著者である富山大学の石原務教授によると、人間は、ある程度睡眠をとってしまうと、つづけて寝直しても、再び深い睡眠状態には入れない。 つまり、二度寝とは「浅い睡眠」だという。二度寝でも、視覚や聴覚などは周囲から遮断されるが、深い睡眠状態に比べると、浅い感覚遮断になる。その結果、体は、宙に浮いたような感じになり、それが快感をもたらすというのだ。「夢うつつ」という言葉があるが、二度寝は、夢と現実を行ったり来たりするナチュラル・ハイの状態とでもいえばいいだろうか。世の中に二度寝ファンが多いのも当然である。

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