朝食を食べるか?食べないか?

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
大抵の人は、1日3食が標準ですが、健康法として朝食抜きの1日2食を推奨している専門家もいます。 朝食を食べる理由は、午前中活動するエネルギーを補給するためです。特に脳の栄養源はブドウ糖ですから、すみやかに供給するためには朝食を摂ることが必要というのが、その根拠です。 それに対し、たとえば、朝食抜きの1日2食を指導していた故・甲田光雄医師は、脳は栄養を断たれるとブドウ糖以外の栄養素を使うという研究報告を根拠にして、朝食を抜いても脳はエネルギー不足にはならないと主張しています。 、3食主義は「食べすぎ」になり、肥満の増加をもたらしているともいいます。確かによほどのことがない限り、栄養失調などで亡くなったというニュースは聞かなくなりました。 山で遭難してしまっても水が確保できて体温さえ下がらなければ驚く日数生きることができます。 一方、朝食抜きに反対する専門家は、2食にすると、体はエネルギーをため込もうとするし、一度にたくさん食べるため、太りやすいとの主張もありますが、食べる人は、3食ともたくさん食べるのでより肥満になることが指摘できます。都会で生活している人たちは、夕食が遅く、たっぷり食べることが多いので、朝起きてすぐ朝食を食べるのは胃腸にとって負担となります。朝食を摂るとしても、果物や水分で足りるのかもしれません。 便秘解消の方法として「朝食が腸のぜん動運動を促進する」という記事もよく見かけますが、どうなんでしょう? 基本的には、現代人は食べ過ぎ傾向であることは間違いありません。 1日3食で1食の量を減らす、いわゆる腹八分目が一番健康的なのかもしれません。

関連ページ