食事の自由度をあげるのは脂質が自由に摂れること

糖質オフ健康法のメリットとして、脂質がOKであることです。ごはんと従来までの低カロリーな食生活によるダイエットでは絶対御法度になっていた、唐揚げやステーキなどのこってりした食事が可能になるからです。

food-photography-2358900_640.jpg

一般的に、脂質と健康は対立するものと考えられていました。脂質をとり過ぎると、肥満になりやすく、コレステロールが増えて血管がつまりやすくなる。植物性の油より、動物性の油のほうがからだに悪い... そう考えている人が大半でしょう。

これが従来までの「脂肪悪玉説」です。しかし、近年では脂質の多い食生活より、糖質が多い食生活の人のほうが肥満になりやすく、血管疾患も多いということが証明されるようになりました。

つまり脂質は長らく「肥満の原因」というぬれぎぬを着せられていたわけですね。

コレステロールについても、見解が変わってきています。「高血糖などで血管が炎症を起こし、持続して傷ついているから、その傷を治そうとしてコレステロールが血管の内壁にくつつく。これをくり返すと、結果として血管内壁が肥厚して内腔は狭くなり、つまりやすくなる」という説が有力になってきています。

つまり動脈硬化の原因は炎症であり、コレステロールではないということです。糖質オフ健康法では糖質を減らしたぶん、脂質を多くとることを推奨します。前述した通り、糖質を断つと脂肪が燃えやすいからだになるからです。脂質を多めにとったとしても効率的にエネルギーとして使えるようになるため、体内に脂肪として蓄積されることがありません。

「でも、唐揚げには糖質である小麦粉を使うのでは?」と思う人もいるはず。確かに小麦粉を使いますが、唐揚げ1人前用に用いられる糖質量としては4グラムくらいで許容範囲。

どうぞ、安心して食べてください。ただし、天ぶらの衣は小麦粉20〜30グラムなので要注意です。ポテトチップスやフライドポテトは、当然NGとな ります。これらは糖質をまるごと揚げている食べものですからね。