マグネシウムとカルシウムの関係

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現代人の食生活には慢性的にカルシウムが不足しています。しかし、だからといって、あわてて牛乳をたくさん飲んでも、大量にヨーグルトを食べてもカルシウムのサプリメントを摂取しても、それだけで骨が丈夫になったり、健康になるということはありません。
カルシウムばかりいくら大量に摂っても、それだけでは骨粗繋症の予防にはならないばかりか、かえって体内のマグネシウムの欠乏を招く可能性さえもあるのです。

マグネシウムはカルシウムと相助的に働くミネラル。どちらか一方が足りないと体内で十分に機能することができません。つまりカルシウムを補給するためには、マグネシウムも同時に摂取することが不可欠なのです。

たとえばカルシウムには筋肉を引き締める作用があるのに対し、マグネシウムには緩める作用があります。力を入れようとするとカルシウムが筋肉細胞に入りこんで筋肉を収縮させ、力を抜こうとすると細胞にマグネシウムが作用して筋肉の緊張を解くのです。ですから体内のカルシウムが多くマグネシウムが不足したりすると、筋肉が緊張したままになって、痙攣やこむら返りが起きる原因となります。そしてマグネシウムは骨の形成にも大きく関係しています。マグネシウムはカルシウムを骨から出したり入れたりするホルモンの分泌量を助け、骨の密度をコントロールすると考えられているからです。

また、人間の骨はカルシウムとリンをもとに作られますが、この2つを結びつけるのにマグネシウムの化合物がちょうど接着剤の役割を果たすともいわれています。だからカルシウムをいくら摂取しても、マグネシウムがないと骨は形成されないのです。しかもマグネシウムには血管壁へのカルシウムの沈着を防ぎ、肝臓や腎臓の結石を妨げる効能がありますから、カルシウムの摂りすぎによるさまざまな弊害を予防してくれるメリットもあります。それでは、カルシウムとマグネシウムはどのくらいの比率で摂取したらいいのでしょうか。現在、厚生省が定めている成人の1日のマグネシウム摂取目標値は300ミリグラムとなっており、カルシウムの必要所要量が1 日600ミリグラムですから、カルシウム2に対してマグネシウム1というのが、理想的な摂取比率といえるでしょう。ところが、この理想的な比率でカルシウムとマグネシウムを含んでいる食品というのはほとんどないのです。牛乳を例にとっても、マグネシウムの含有量はカルシウムに対してわずか10分のl にすぎません。だからマグネシウムは意識して摂らないと補給できないミネラルといえます。またマグネシウムはアルコールや糖分、脂質を摂りすぎるとすぐに消費され、不足を招くミネラルですから、お酒や甘いものの好きな人は、特に注意する必要があります。

こちらの記事によると、最近では、マグネシウムの糖尿予防効果も明らかにされています。
現代人にとっては、マグネシウムの重要性は高まるばかりです。

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