水分摂取と肌のうるおいについて

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水を飲むことが、便秘改善につながり、結果として便秘が原因だった肌荒れや吹き出物が治る、これだけでも、水分補給は美顔に大きく作用します。外から化粧品などでキレイに見せる方法より体の中からキレイになる効果は絶大です。
しかし、それ以上に大切なのは、水分補給によって発汗が促されることです。汗は皮膚のコンディションと密接な関連性があります。
汗が皮膚の乾燥を防ぎ、適度な潤いを与え、老廃物や不純物を体外に出して清潔を保っているからです。そもそも汗となる水分のじっに30%が、皮膚組織自身に組み込まれています。
女性の中には、化粧が崩れるからと汗をかくのを嫌がる人がいます。しかし、発汗をしないように水分を控えていると、やがて汗腺が目詰まりを起こし、それが吹き出物や肌のトラブルの原因となります。
また汗をかかないことで肌が乾燥し、抵抗力も落ちてしまいますから、かゆみや湿疹などの原因にもなるのです。
そして、水分不足は、肌そのもののみずみずしさを奪います。特に空気が乾燥している冬場は、皮膚の表面からどんどん水分が失われていきますから、常に水を飲むことで補給しないと、やがて真皮が乾ききりカサカサになってしまいます。
皮脂のために肌がツヤツヤして見える脂性肌の人は、乾燥とは無縁に思われがちですが、肌の潤いはあくまで肌に含まれる水分量によるものですから、皮脂の下の真皮は乾燥肌の人と同じように乾いている場合が多いのです。
肌のコンディションが気になる人は積極的に水を飲みましょう。とりわけ空気が乾燥している時、エアコンのきいた室内にずっといる時、入浴や運動でたっぷり汗をかいた時は体内の水分が不足しています。ここで水分補給を怠ると、やがて肌にも影響するということをお忘れなく。水分補給は、回数を多く、1回に飲む量を少なく、常温の水で...が基本です。

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