電車事故で「2万人の足に影響」ってなんでわかる?
事故や故障で電車がストップすると、たいてい「○万人の足に影響」というニュースが流れる。
これは、鉄道会社が発表する数字だが、その根拠は何か?
たとえば首都圏の私鉄各社では、だいたい2年に1度の割合で交通量調査を行っており、時間帯や駅間ごとの乗客数をはじき出している。事故がおきると、このデータをもとに、何人の乗客に影響があったかがわかる。
JRの場合は、駅ごとで切符の発売枚数をチェックしており、さらに電車の定員× 混雑率によって各電車ごとの乗客数をはじき出す。こうして事故の場合の影響度を調べるのだが、データのもとになっている混雑率は、車掌の長年の経験による「目測」ではじき出しているという。JRは私鉄より営業距離数が長いため、カードによる調査ができないからだというがいまひとつアバウト?
コメント