ミネラルウォーターを選ぶ上で重要なフ条件の中に「含有ミネラル成分」があります。ミネラルウオーターを買う時、気にしているようで、いちばん見落としがちなのが、この部分でしょう。
それは多くの人が「ミネラルウォーターなんだから、ミネラルが入っているのはあたりまえ」と考えているからです。名称に「ミネラル」が付くほどですから当然といえば当然です。
しかし実際はそうとは限りません。ラベルをじっくり読めば一目瞭然ですが、含有ミネラルの量やバランスは商品によってまったくといっていいほど違います。
たとえば、フランス産の「コントレックス」 のカルシウム含有量は1L中に486mgもありますが、反対にカナダ産の「バラッサカナディアン」にはわずか0.56mgしか含まれていません。その差はじつに860倍にもなるのです。
またベルギー産の「バルヴェール」は、カルシウムが67.6mgも含まれているのにナトリウムは1.9mgしかありませんが、ノルウェー産の「ファリス」 はカルシウム25mgに対しナトリウムはなんと500mgも含まれています。ですから、その水の個性や特徴をつかむ上で、ラベルの「含有ミネラル量」を読むのは非常に大切なことです。
水でカルシウム補給をしたいならカルシウム含有量の多いもの、単純に味にクセのないものが飲みたいならマグネシウムやナトリウムの少ないもの、といったようにニ- ズに合った水を探す目安となるからです。
しかし、ミネラルについての知識があまりない人にしてみれば、カルシウムがいくら、マグネシウムがいくつと、数字を見比べてもよくわからないのが実際のところ。
そういう人にとってわかりやすい基準となるのが「硬度」 です。この「硬度」 という言葉は、誰でも耳にしたことがあると思います。
硬度とは水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を数値化したもので、その数値の低いものを「軟水」高いものを「硬水」 と呼んでいます。日本では一般的に硬度が1000未満のものを軟水、それ以上を硬水と呼ぶのが普通ですが、最近は輸入の水の種類が増え、さまざまな硬度の水が販売されるようになってきたので、同じ硬水でも、硬度100~300 程度のものを「中硬水」と呼んで区別するようになりました。
基本的には、軟水の方が口当たりがまろやかでおいしいのが特徴です。硬水は、ミネラルは豊富に含まれますが、口当たりはいまひとつです。
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