硬度別 ミネラルウォーターの使い分け

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硬度は、そのミネラルウォーターの用途にも大きく影響してきます。硬度100未満の軟水は、炊飯や和風だしなど日本料理全般、そして緑茶をいれたりするのに適しています。
反対に硬水で炊飯をするとごはんがパサパサになったり、緑茶をいれると味や香りが出なかったりします。
硬度100以上300未満の中硬水の場合は、洋風だしを取ったり、煮物や鍋料理をするのに向いています。また、ウイスキーの水割り用などにも合っています。
そして硬度300以上の硬水は、スポーツ後のミネラル補給や、妊産婦のカルシウム補給、そして便秘解消やダイエットにも利用されています。

また、硬度による分け方とは別に、炭酸ガスを含む水「発泡水」と含まない水「無発泡水」という分類もあります。
そして同じ炭酸ガスの入った水でも、地層の中のガスを含む天然の発泡水と、人工的にガスを添加した水の2種類があります。ちなみにフランス産の「ペリエ」は天然、イタリア産の「サンベレグリノ」 は人工の発泡水です。味はほとんど変わりませんが、一般に天然の発泡水は人工のものに比べて炭酸ガスの泡がき.め細かく、発泡がより長く持続するといわれています。これらの発泡水はヨーロッパでは食前酒がわりに飲まれることが多いのですが、各種のカクテルに用いたり、果汁を割ってスカッシュ類を作るのにも最適です。

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