ミネラルウォーター ラベル に記載されている内容

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これまでの説明で、ミネラルウォーターにはさまざまな種類があることが理解できたかと思います。しかし、消費者はどのように見分けたらいいのでしょうか。一見しただけでは、スーパーやコンビニエンス・ストアで売られているミネラルウォーターはどれも同じように思えます。
商品名だって「~自然水」「~の名水」など、外国産の水を除けばどれも似たようなものです。そういう場合、最も簡単なのが、ミネラルウォーター のボトルに貼られている「ラベル」を読むことです。少々めんどくさい気もしますが、とても重要な情報が記されています。

ラベルに書かれている情報はこちらです。

主な内容は以下のとおりです。

  1. 品名
  2. 原材料名
  3. 殺菌方法
  4. 原産国
  5. 含有ミネラル成分
  6. Ph値

このうち「品名」の部分には、ミネラルウォーター、ナチュラルウォーターといった、品質ガイドラインによる分類が表示されています。
そして「原材料名」とは、そのミネラルウォーターの原水にどのような種類の水を使っているかが表記されています。「湧水」「 鉱泉水」「浅井戸水」 といったものです。
「含有ミネラル成分」は、そのミネラルウォーター1L中に、カルシウムやマグネシウムといったミネラルが、どれだけ含まれているかを書いたものです。
最後の「pH (ペーハー) 値」とは、わかりやすくいえば酸性かアルカリ性かを示す数値です。ぺl ハーは数値が7.0のものが中性、それ以上がアルカリ性、以下が酸性となります。うっかり見過ごしてしまいそうな小さなラベルに、じつはこれだけの情報が詰まっているのです。
この情報をきちんと読み取ることができれば、その水の持つ性質、適性といったこともだいたいわかります。ラベルについての詳しい内容は追って説明していきます。

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