どんな水を飲むかの重要性

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毎日水を飲むことを習慣づける上で、飲むタイミングと同じくらい大切なのが、「どんな水を飲む」かです。最初に「体にいい水」は、 「ナチュラルミネラルウォーター」であると言いました。
では、「 ナチュラルミネラルウォーター」なら何でもいいのでしょうか?。そうではありません。
水分の補給だけが目的なら軟水でもいいのですが、同時にミネラルを補給したいのであればカルシウムやマグネシウムをバランスよく含んだ硬水を飲むべきです。ただし硬水には独特のクセがありますから、飲みにくいと感じる人もいるでしょう。
もともと日本の水は軟水がほとんどですからまろやかな口あたりの水が習慣になっていますから余計です。

ですから、これから少しずつ正しい水の飲み方を実践していこうというビギナーなら、硬度15 0~300の中硬水から始めることをおすすめします。

まずは近くのスーパーで、ラベルに書かれたカルシウムとマグネシウムの数値を参考に、数種類の「中硬水ミネラルウォーター」を買ってきて下さい。そして実際に飲み比べてみておいしいと思うものを選びましょう。もしあなたが、これからダイエットに取り組みたい、あるいは出産をひかえてカルシウム補給をしたい、といった具体的な目的を持っているなら、思いきって硬度300 以上の硬水を飲むのもいいでしょう。

ヨーロッパ産のミネラルウォーターの中には、日本の水の数十倍ものカルシウム、マグネシウムを含む水もあります。ただし、日本人が飲み慣れていない硬水をいきなり大量に飲むと、腸が驚いて下痢をする場合もありますから、それだけは気をつけて下さい。
便秘症の人にはおすすめです。
これらのミネラルウォーターを飲む際に注意したいのは、ボトルに直接口をつけないこと。口をつけると口内の雑菌がボトルの中で繁殖する恐れがあるからです。特に大きなペットボトルの場合は、必ずコップに注いでから飲むようにして下さい。
最近は小さいボトルを持ち歩いて飲む人をよく見かけますが、この場合は雑菌が繁殖しない数時間のうちに飲み切ってしまうことが肝心です。

そしてもうひとつ、ミネラルウォーターをあまり冷やしすぎないことも大切。冷えたミネラルウォーターはおいしいのですが、体温が上昇している運動中は別として、普通は冷たい水分を一気に飲むと、その刺激で血管が収縮し胃や腸管のはたらきが鈍ってしまうこともあるからです。真夏や入浴後であれば、キンキンに冷やした水をゴクゴク飲みたくなるでしょうが、冷蔵庫からペットボトルを取り出したら適量をコップに注いで、しばらく時間を置いてから飲むほうが胃腸のためにもいいでしょう。
常温のミネラルウォーターの方が体への吸収もいいことが確認されています。

また、日本人は、すぐに外人のまねをしてミネラル豊富なミネラルウォーターを常飲しようとしますが、じつは味はいまひとつです。日本人ならほとんどの人が小さい頃から軟水に慣れ親しんでいます。いつもの水をもとめるのなら軟水です。

軟水は、桜島活泉水がおすすめです。

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