女性は男性よりも脂肪が多いため、個人差はありますが、男性に比べて5~10パーセントほど水分が少ないのです。体質的に乾燥肌の人が女性に多いのも、それが理由と考えられています。皮膚はその維持のためにたくさんの水を必要とします。
ちょっとした水分不足でかさついたりつっぱったりするのはそのためです。まして皮膚の中でも角質層と呼ばれる表面の部分は、そのわずか20パーセントくらいしか水分が含まれていませんから、ただ空気が乾燥しているというだけでも水分が失われてしまいます。体内の水分が多い男性は、こうした肌のトラブルが比較的表れにくいのですが、反対に水分が少ない女性はすぐ表面化してしまうのです。そして皮膚以上に多くの水分を必要とするのが「筋肉」です。筋肉は、その80 パーセント近くが水でできており、人間の体内で最も多く水分を含んでいる組織。
ですから筋肉が発達している人ほど体内の水分量が多く、みずみずしい肉体をしていることになります。そういう意味でも、筋肉組織の多い男性の体は、女性よりも水分を多く抱えていることになるわけです。よく、ぽちゃぽちゃと太っている人を「水太り」 といいますが、実際は反対です。脂肪が多く筋肉が少ない人ほど、体内の水分が足りないのです。普通の人の体内の水分量が60 パーセントととすると、肥満体型の人は、50パーセント以下しか水分がなく、反対に筋肉質の人は、70パーセント近くも水分が含まれていることがあるといいます。
肥満の人がよく水を飲むのは、水分が不足しているためです。また、筋肉質はプールで沈むのに肥満の人は浮いてしまいます。水分を多く含む筋肉組織が水より重いためです。
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