いくらや筋子を食べると髪の毛がきれいになる

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イクラも筋子もともにサケとマスの卯ですが、筋子は未成熟な卵で、イクラは成熟した卵からつくられています。イクラのほうが粒が大きいのもそのためです。

さて、イクラや筋子に髪をキレイにする効果があるというのは、イクラや筋子に髪によい成分であるシスチンがたくさん含まれているからです。シスチンはアミノ酸の一種で、髪をキレイにするだけでなく、老化を早める活性酸素の作用も抑えます。

ビタミンE にも老化を抑える抗酸化作用がありますが、イクラや筋子にはビタミンE もたくさん含まれています。イクラや筋子が美容食とされているのは、シスチンとビタミンE の2つが相乗作用で髪や肌を美しく整えるからです。

「コレステロールが高い」といってイクラや筋子を敬遠する人もいますが、イクラの寿司を1つ、2つ食べても摂取されるコレステロール量は40~100mgですから心配には及びません。

そもそもコレステロールはけっして身体に悪いわけではありません。コレステロールが不足すると細胞が弱くなります。血管も細胞からできているので、コレステロールが不足すると疲れやすくなります。また、

人間をストレスから守る副腎皮質ホルモンや、女性の身体を調整する女性ホルモンも、実はコレステロールからつくられます。閉経後の女性に骨粗鬆症が多いのは、コレステロールの不足と関係があるという説もあります。

コレステロールのとりすぎはたしかに身体によくありません。しかし、コレステロールの不足も非常に危険なのです。イクラや筋子を食べるときに考えなければいけないのは、コレステロールではなく塩分です。カリウムには塩分を身体の外に排出する作用がありますので、イクラや筋子を食べるときは、イカ、生ワカメ、ヒジキなど、カリウムを多く含んだ食品を一緒に食べるといいでしょう。

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