腰痛の時に薬、健康食品やサプリを使わずに治す方法

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「腰痛はクセになってて治りづらいもの」と思っている人が多いようですが、そうでもありません。確かに手ごわい人もいますが、きわめて少ないです。腰痛は治ります。

腰痛の原因

背中よりの腰痛は食べ過ぎが原因

「腰が痛いというか、背中が張って苦しい感じなんです」と訴える人がたくさんいます。こういう人は肩甲骨の下あたりからウェストにかけて、わりと広範囲に張った感じがあって、後ろから誰かに観てもらうとそのあたりが盛り上がって見えるようなタイプです。

これはまぎれもなく「食べ過ぎ」が原因です。外食が続いたりすると、誰でもこういう感じになってきます。こんな時は「肝臓を休めてあげること」がポイント。高カロリーな食べものを控えて肝臓にお休みをあげれば楽になります。詳しくは肝臓の項を参照して下さい。

ギツクリ腰は冷えて体がねじれて固まった時になる

ギックリ腰になったことがある人は知っていると思いますが、信じられないようなつまらないことでなってしまうものですよ。

でもこんなつまらないことで人間の腰が壊れてしまうことなんて実はないのです。それはあくまでも「ギクッ」となるきっかけになっただけのこと。

ギツクリ腰には必ず予兆があります。ギツクリ腰になる時というのは、体がねじれて固まった時なのです。具体的には腰やその周りの筋肉が右とか左とかに偏って硬くなり、それで体がねじれたような格好になった時です。

だからギツクリ来ていなくても、腰やその周りの筋肉が硬くなっているところが張った感じがしたり、たいていはだるい感じが右向いても左向いてもなくならない、居ても立ってもいられないような、何とも重たい感じがしていたら要注意。

逆にそれがわからなかったとすると、かなり体が鈍いといえるでしょう。ではどうしてそんな風に体がねじれてしまうかというと、一番多い原因は「冷え」です。

それも「温度差」が重要なポイントです。だから、冷えといっても寒い冬にギツクリ来る人は少なくて、秋のような昼と夜の温度差が大きい季節や、夏のような暑い外と涼し過ぎる中の温度差でやってしまう人がだんぜん多いです。おかげで夏から秋にかけては、ギツクリ腰の患者さんが急増します。そこで絶対治るギックリの治し方をお教えしましょう。

腰痛は痛いところよりも硬いところをほぐす

これから話す対処法はギックリ腰に限らず、どのタイプの腰痛でも効果絶大です。まず腰痛治しのポイントは、痛いところより硬いところを攻めることです。硬いところをゆるめてあげれば体のねじれが取れるから腰痛も取れてしまうのです。

それから腰の問題で硬くなるところというのは、どのタイプでもだいたい同じで、側腹・内股・オシリの下です。どれもけっこう太いしっかりした筋です。これを左右ともつかんでみて下さい。息を吐きながら、吐く息のスピードに沿ってつかむとやりゃすいです。そうすると左右どちらかが硬いはず。そこをゆるめるのです。

硬くなった筋肉をゆるめるにはコンニャク湿布が最適

どういうワケか、世の中では「痛いところは湿布して冷やす」というのが常識のようになっていますが、実際は冷やしたほうがよいのはヤケドくらいなものです。

冷やしたって、そこの感覚が冷たさで麻痺して一時的に感覚がなくなるというだけで治るわけではないし、逆にさらに筋肉を硬くして治りづらくなるだけです。何でこんなことが常識として横行しているのか不思議です。

硬くなった筋肉は温めてゆるめるのが一番早いし、治りもイイ。もんで治すのもNGです。人間の体は強い刺激を受けると、それに抵抗しようとする働きがあります。だからあんまやマッサージでグリグリもまれると、翌日パンパンに「張り返し」が来るでしょう?

強い刺激というのは、もむことでもよくないのです。では体が反発しないで受け入れてくれるような筋肉をゆるめる方法はというと、オススメなのがゆでたコンニャクで湿布する「コンニャク湿布」です。

コンニャクを、硬い側の腰・側腹・内股・オシリの下の筋に当てます。4ヶ所いっペんに当ててもいいし、1枚のコンニャクを1ヶ所づつやっては温めて使い回ししてもOK 。いつやってもいいです。つらい時は1 日何回かやると楽になります。3日くらい続けていると効果がメキメキ出てきます。

「腰痛」下半身の冷えや筋肉の衰え

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