水がたまるのを防ぐためにはひざサポーターも有用で履くタイプより巻くタイプがベター

巻くタイプは自分で強さを調節できる

おすすめは 勝野式 ひざ軽さん

寒さが厳しくなってくると、どこの整形外科でもクリニックでも、ひざ痛を訴える方が急増します。そうした方々の中には、市販のサポーターを着けている人がおおぜいいることに気づきます。ある調査によると、ひざ痛になって最初に考えることは、病院を受診することではなく、「ひざサポーターを着ける」ことだそうです。イメージ的に手軽に行えて痛みがすぐにとれるイメージがあるのかもしれません。

ひざサポーターは着けることで、ひざが固定され歩きやすくなります。そのため、らくに体を動かすことができ、ひざを支えている筋肉の衰えを防いでひざ痛を根本から改善するのです。

それとともに、ひざに水がたまるのを防ぐことができるので、ひざ痛の改善にとても役立ちます。ひざサポーターには、ひざに巻きつける「巻くタイプ」と、筒状の「はくタイプ」の2種類があります。

このうち、水がたまるのを防ぐ効果があるのは巻くタイプということが、最近の研究で明らかになってきました。研究では、ひざに水がたましっった変形性膝関節症の43人の方を対象に行われました。

まず、全員のひざの断面積を、超音波診断装置( エコー) で測定。次に全員のひざの水を抜き、巻くタイプ15人、はくタイプ14人、何もつけない14人の3グループに分け、ひざサポーターを着けるグループの人たちには、就寝中と入浴中以外は常時着用してもらったといいます。

そして1週間後、再度、全員のひざにたまっている水の断面積を測定し、縮小率を調べました。縮小率とは、1週間後に測定した断面積が、水を抜く前の断面積よりどれだけ小さいかを示しています。

その結果、縮小率は、巻くタイプは平均27.3%、はくタイプは平均12.0% となり、巻くタイプのほうが水がたまりにくかったと報告されています。

なお、サポータlを着けない場合は、平均マイナス52.5%と、水を抜く前よりさらにたまっていました。

ひざの水はお皿の上の部分にたまりやすいので、お皿の上部をしっかり固定するほど、水がたまりにくくなると考えられます。その点からも、巻くタイプのひざサポーターは、お皿の上側・下側で別々に留めるものが多く、締めつけ具合が調節できるのでとてむ便利です。

水がたまらないようにするには、お皿の上の部分をきつめに巻くといいでしょう。また、巻くタイプのひざサポーターはなるべくきつめに巻いたほうが、ひざを支える力(固定力)が強くなり、痛みの改善により役立ち、歩行のさいもバランスがよくなつて転倒防止になることが、別の試験などで明らかになっています。この点から、ひざの水も痛みも改善したい人には、固定力が強く自分で強さを調節できる巻くタイプのひざサポーターをおすすめします。


膝が軽い!ひざのサポーターって着膨れしたりムレやすい。薄手だとサポート力が不足。そんな方におすすめです。