らくに動く方向にゆっくり動かす

操体法の基本は、「らくに動かせるところから動かす」「動かしたときに快感がある」ことです。「少しくらい痛むのは効いている証拠」は問違いで、動かして痛みが増す運動は逆効果です。

痛みは体の異常を知らせる黄色信号であり、赤信号にならないようにしなければいけません。痛みがひざから起こつていれば、ひざがゆがみ、その周囲が炎症を起こしていると考えられます。

それなのに、痛みを感じるような体の動きを続けていれば、ひざはいっそうゆがんでしまい、炎症が悪化して、水(関節液)もたまるようになります。

これに対して、操体法の1つである「ひざ操体」では痛みを感じる方向には体をいっさい動かしません。まず、体をさまざまな方向に動かしてみて、痛みや違和感があるところを探ります。そして、らくで気持ちのいい方向にゆっくりと体を動かして快感を得るのがコツです。

すると、ひざの関節のゆがみが自然に正され、ひざ痛が解消し、水もたまらなくなるのです。ひざ操体は、単純な動きの3動作を、床の上に横になって行うだけです。そのため、歩けないほど重症の人でも、運動不足のお年寄りでも自力療法として簡単に行え、数多くの人がその効果を実感しています。

また、ひざ操体は医師をはじめ、数多くの専門家が治療に活用し、何万人ものひざ痛を解消してきたという実績もあります。

朝、昼、晩と1日3回行うだけ

ひざ操体には、1ひざ伸ばし、2ひざ倒し、3ひざ引き上げの3つの動作があります。それぞれの動作を行う前に、まず、左右どちらの足が動かしやすいかを確かめます。そして、1~3の動作を行います。ひざ痛の人は、たいてい痛むひざがどちら側かはっきりしています。

初めて行う場合は、右ひざが痛む人は左足を、左ひざが痛む人は右足を動かしてください。両ひざが痛い人は、比較的らくに動かせる足を動かすようにしましょ、つ。ただし、ひざ操体では、毎回同じ側の足を動かすとは限りません。3動作を行っているうちにゆがみが正されて、痛む側の足が動かしやすくなることもあります。必ず毎回、どちら側の足がより強く痛むのか、チェックしてから行うようにしてください。

そして、始める前には、正座か、らくな姿勢で座って深呼吸をしましょう。また、それぞれの動作の最後には、一気に脱力します。ゆっくりとカを抜くのではなく、口から息を「フツ」と吐き、一気に力を抜いてください。ひざ操体の3動作は、朝・昼・晩の1日3セット行うのが基本です(1回の所要時問は約3分)。

忙しくて1日3セット行うのが無理な人は、1日1~2 セットでもいいので、続けるようにしてください。ひざ操体は毎日続けるこ
とで効果が高まります。

ひざ操体を行って、ひざ痛やひざの水を解消した人は数多くいます。階段の昇り降りもやっとで外出もままならなかった80歳の女性は、ひざ操体を毎日行っていたところ、1ヶ月後には、ひざの痛みが消えてスタスタと歩けるようになりました。また、ひざに水がたまっていた70歳の男性も、1過問後には痛みが引き、1カ月後にはひざの水もほとんど解消したと話していました。ひざの痛みやたまった水に悩んでいる人は、誰でもらくに行えるひざ操体を、ぜひ試してみてください。

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ひざ痛を根本から解消できる自力療法

ひざ痛の人は、ひざに水(関節液) がたまり、水を抜いても何度もくり返すことがよくあります。これは、ひざ関節での炎症が原因で、炎症が起こつている問は水がたまりやすくなります。

水をたまらないようにして痛みからも解放されるためには、炎症をできるだけ早く鎮めなければなりません。そのためには、ひざ関節にかかる負担を取り除くことが重要です。

実は、ひざ痛に悩む患者さんのほとんどは、ひざ関節にゆがみがあります。このゆがみを正すことで、ひざ関節への負担が減り、炎症が軽減すると私は考えています。

実際、ひざ痛の最大原因でしっある変形性ひざ関節症の方のひざ関節は、大腿骨から内側にゆがんでいる場合がほとんどです。そのために、ひざの上にある大腿骨と、下にある脛骨のかみ合わせがうまくいかず、ひざ関節の一部に負担がかかって炎症が起こり、水がたまります。ひざ関節のゆがみで特に多いのが、O脚が原因のがみです。

この場合、ひざの内側から前面にかけて痛みが現れることが多く、ひどくなるとひざ全体に痛みを感じ、水もたくさんたまるようになります。

ひざ痛の克服には、このようなひざ関節のゆがみを正すことが非常に重要です。そこで、こうしたひざ関節のゆがみを正す方法として、私がおそうすすめしたいのが「ひざ操体」です。

ひざ操体は、50年以上も前から医師や治療家の間で脈々と受け継がれている「操体法」という治療法の1つで、故橋本敬三先生によって考案されました。

操体法は、簡単にいうと体のゆがみを正す治療法ですが、その効果は、ひざや腰、こ股問節の痛みにとどまらず、ある大学の研究によれば、五十肩、手足の筋肉の痛みやこり、むち打ち症、緊張性頭痛、眼精疲労、循環不全(血流の悪化)などにも効果のあることが確認されています。

操体法の中で、ひざ関節のゆがみ正しに特化したものが「ひざ操体」です。

ひざ操体は自力療法としても優れており、、実際に行った人の多くがひざ痛から解放されたと、とても大きな反響がありました。

ひざ操体を行えば、ひざのじんたい周囲にある筋肉や勒帯(骨と骨をつなぐ丈夫な線維組織)の柔軟性が高まって、骨と筋肉のバランスが整い、ひざのゆがみが正されます。

つまり、ゆがみで引っ張られていた筋肉も勒苛も骨も、本来あるべき場所に戻るため、ひざにかかる負担が減って炎症が治まり、痛みも解消するのです。さらに、ひざ操体は、単にひざのゆがみを正すだけではなく、慢性のひざ痛の原因でもある骨盤などのゆがみも一挙に正します。

そのため、血流がよくなって、ひざ問節の新陳代謝が高まり、ひざ関節の筋肉や勒帯、骨の再生も促されるため、ひざ痛を根本から解消きるのです。

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旅行中に転倒しひざのお皿を骨折

私 は、4年前に連休を利用して家族旅行へ出かけた時に、転倒して左ひざを骨折してしまいました。「すぐに主人の車で戻って整形外科を受診しました。

レントゲンの結果、膝蓋骨(ひざのお皿) の下のほうが骨折していることがわかり、ひざをギプスで固定して松葉杖を借りてやっとの思いで動いていました。その年の年末には骨もほとんどくっついたようで、ギプスも取れてふつうの生活をしていいことになりました。しかし、2ヶ月近くは左足をほとんど使っていなかったために、筋肉が衰えてしまったらしく、なかなかうまく歩けませんでした。

「どうしても左足をかばって歩くために、歩き方もぎくしやくしてしまいます。痛みもなかなか消えません。病院からはサポーターを支給されていたので、それを着けて階段の昇り降りなどのリハビリをしたら、とひざが固定される感じがしました。

これなら薄手なので、サポーターを着けたままズボンをはくことができます。その日から、歩く距離が増えたことを覚えています。それからは、日に日にひざの痛みも、むくみもなくなっていきました。「夏ごろまでは、ときどき、重だるい感じもあったのですが、今は違和感が全くありません。

結局、ひざに水がたまることもありませんでした。それもこれも、ひざサポーターを着けて歩いたからだと私は思っています。

冬にななってからは、寒さ対策のためにもなると思い、出かけるときは左ひざにひざ巻きサポーターをなんとかゆっくりなら歩けるようつになりました。

しかし、私の悩みはこれで解消しませんでした。左足が異常にむくむようになったのです。

このままむくみを放置していたら、ひざに水がたまってしまうのではないかと心配でした。医師からは、むくみとひざの水は直接関係がないといわれましたが、ひざに水がたまっているのか、むくんでいるのかの区別もつかないので、不安になりました。そしてもう1つの悩みは、サポーターが厚手でゴワゴワしていて、冬の寒い時期なのに、ズボンがはけないことでした。

むくみを取るためには、よく歩いたほうがいいけれど、スカートでは寒くてどうしても左足をかばって歩くために、歩き方もぎくしやくしてしまいます。

痛みもなかなか消えません。病院からはサポーターを支給されていたので、それを着けて階段の昇り降りなどのリハビリをしたら、長時問歩くことができなかったのです。

そのようなときに知人が教えてくれたのが、ひざ痛の人に人気という「ひざサポーター」でした。「初めは、こんなに薄くて大丈夫かと思いました。しかし、左ひざに着けてみるとピ着けています。着けていると歩きやすく、今では旅行も楽しめるようにまでなりました。

もちろん、ひざサポーターを使うだけでひざ痛が治ることはありませんが、ひざ痛改善の一助として手放せなくなりました。

水を抜いてもすぐに再発してしまい痛みもぶり返していた

ひざサポーター」のおかげで水がたまりにくくなり、ウォーキングや趣味のつるしびな作りを再開できるようになりました。私は、3年ほど前から右ひざが痛くなり、歩くことも座ることもままならなくなって、家の近くの整形外科で治療を受けていました。

医師からは、年を重ねたことで関節が弱くなって炎症を起こしているといわれました。

水もたまっているので抜いて、痛み止めの注射をしてもらいました。水を抜いた直後は痛みがおさまったものの、1週間もしをいうちに痛みがぶり返してきました。

ジンジンするひざの痛みは日増しに強くなっていきました。ひざの痛みで、それまでほとんど毎日行っていたウォーキングも、座って行うつるしびな作りもできなくなり、何もやる気が起きなくなってしまいました。

整形外科では、痛み止めの内服薬を処方してもらっていましたが、それを飲んでもほとんど痛みは軽減、または改善されることはありませんでした。

1度めの水を抜いてから2ヶ月ほどたった12月末には、再度、水を抜いて痛み止めの注射をしてもらいました。お正月の間は痛みが軽くなったので、忙しさは乗り越えられました。

しかし、この時期を過ぎると、また、もとの痛さが襲ってきたのです。整形外科ですすめられたサポーターを着けましたが、布地が厚くてボコボコし、ズボンをはくときつくて、すぐにやめてしまいました。

趣味のつるしびな作りも再開できた

私の悩みを聞いた友人が、固定力がありながら曲げ伸ばしがらくという「ひざサポーター」を紹介してくれました。「このサポーターは、裏地に蓄熱保温作用のある特殊素材を使っているらしく、ひざを温めることもできます。まだ、春先で寒い時期でしたが、着けると寒さを感じないのです。カイロを貼ったようなな温かさではありませんが、冷えることがないといった感じでした。

ひざが温まるとともに、ひざの上下をぎゅっと締めつけるので、歩いていても足がとても軽く感じ、らくに歩けました。

痛みのある右ひざにだけ着けてウォーキングを続けていたら、夏過ぎには痛みがほとんどなくなり、水もたまらなくなりました。

ひざサポーターを着けるとひざが締まり、動きやすいのです。夏過ぎからは、外出するときだけ着けていますが痛くならず、今ではひざが痛かったことがうそのようです。

水を抜く必要もなくなり、秋からは、つるしびな作りも再開しました。

布地が薄くて着けやすく、ズボンの下に着けても日立たないのが気に入っていますし、夏でも蒸れることがなかったのもとてもよかったです。

ひざの水はむやみに抜かないほうがいい

同定力が強いのに動きやすい

ひざサポーターの役割として重要なのは、ひざ関節を固定する機能です。前の記事で述べたように、ひざサポーターには、ひざに巻きつける「巻くタイプ」と、筒状の「はくタイプ」の2種類があります。

ひざに水がたまる人は、ひざに水がたまりにくくなるうえ、歩行時にひざがぐらつきにくい、固定力の強い巻くタイプがおすすめです。巻くタイプは、はくタイプよりひざの動きは制限されますが、安定感が得られます。そのため、水がたまるのを防ぐばかりでなく、体のバランスが安定して転倒しにくいことも明らかになっています。

しかし、巻くタイプは、ゴワゴワしていて着け心地が悪い、締めつけが強く動きにくい、厚手でズボンの下に着けられないなどという理由から、長時問の着用には向かないものが多かったのです。そのため、ひざが痛くてもひざサポーターの使用をやめてしまう人がおおぜいいました。

ひざサポーターは、ひざの固走力だけでなく、着けても動きやすい着け心地のよさも重要になってくるのです。ひざ痛の患者さんの関節や筋肉についての研究をいかして、新しいひざサポーターを開発してきました。その1つが、巻くタイプの「ひざ巻きサポーター」です。ひざ巻きサポーターは、着け心地のよさを追求して素材選びにこだわり、高品質の伸縮素材を使用しました。

その結果、ひざの固定力を低下させずに、ひざを曲げ伸ばししやすく、着用感に優れたサポーターができたのです。生地も薄手なので、服の上から目立ちにくく、着けてもゴワゴワしません。

巻きつけ方にも工夫がこらされています。上下についている着脱ベルトは逆方向に締める作りになっているので、どんな動き方をしてもサボ」ターがゆるみにくく、ひざのぐらつきをしっかり防いでくれるのです。また、左右両わきに特殊な樹脂製のバネが内蔵されており、これがひざの横方向のプレを防ぎます。

さらに、バネの反発力が足を前に出しやすくし、スムーズな歩行を助けます。なお、肌に当たる裏地は、蓄熱保温作用のある特殊素材を採用しているので、ひざの周囲を温かい状態に保ってくれます。洗濯をくり返しても伸び縮みしにくいので、いつも清潔に使用できます。ひざに水がたまっている人は、水を抜く治療の前に、ひざ巻きサポーターを一度使ってみてはいかがでしょうか。

ひざの水はむやみに抜かないほうがいい

どんなに水を抜いてもまた、繰り返したまってしまう

ひざに水(関節液)がたまれば抜く...。これを当たり前のことと思っている人が多いようですが、じつはは違います。

従来の治療では、ひざに水がたまると、関節内の水を抜いて炎症止めの注射液(ヒアルロン酸やステロイド) を注射する方法が主流で、現在も多くの病医院がこの方法をとっています。

確かに、水を抜くとそれまで伸びていた関節包(関節全体を覆う膜) がもとに戻るため、痛みが引いていく場合が多いのです。しかし、炎症が治まらないかぎり、水はまたすぐにたまってきます。

水を抜くという行為は根本的な治療ではないため、いくら水を抜いても、くり返し水がたまってきてしまうのです。さらに、ひざの水を抜くためには、関節に注射針を指す必要があります。ところが、無菌状態である関節内に注射針を刺すことは、感染症の危険性も高めます。あえてこうしたリスクをおかしながらひざの水を抜く必要はないのです。

そこで、痛風や偽痛風などによる炎症で熟を持っていたり、ひざの水が混濁していたり、水がたまりすぎて夜も眠れないような強い痛みがあったりする場合を除いては、関節から水を抜かないようにしています。

ひざの水は関節内の修復を早める

そもそも、ひざの水と呼ばれている関節液は、関節包の内側に背広の裏地のよ絹強状態で存在する滑膜から分泌されており、骨の先端の軟骨に栄養を与える役割を果たしています。また、関節をスムーズに動かす潤滑油のような働きもしています。

皮膚の場合、以前は傷ができると消毒して乾かすことで早く治ると考えられていました。ところが、傷の浸出液には傷を治す材料である線維芽細胞(コラーゲンなどを生成する細胞) などが含まれており、これをむやみに取り去ると傷の治りが遅くなることがわかってきたのです。

そのため、傷の手当てをするときは、細菌に感染lしていない場合は、傷口に密着せずに密閉できるもの(被覆材)で覆うようにして、傷口を乾燥させないようにするのが主流になっています。

関節内に水がたまるのも、関節内の傷のために分泌していると考えれば、むやみに水を取り去るのはよくないということがおわかりいただけると思います。

むしろ、水を抜かないことで、関節内の傷の修復が早まって、ひざの痛みが早期に軽くなることが期待できるのです。水を抜かないといっても、もちろん、何もせずに放っておいていいとい、りことではありません。

食事や体重管理も重要

ひざの痛みを訴える方には、ひざ関節だけではなく、関節の周囲や全身のさまざまなトラブルもあわせて対処するようにしています。そうすることで、ひざの水がたまるのを防ぐことにも役立つのです。

具体的にはひとりひとりの症状に合わせて、漢方薬を処方したり、良質なたんばく質やビタミンB、C、亜鉛、鉄分など、その人に不足している栄養素を見つけ出して、摂取するようにすすめたりしています。

また、AKA博田法という徒手療法(素手で行う治療)を行ったり、関節に対する理学療法なども行ったりしています。

AKA博田法とは、機能障害を起こした関節を関節運動学に基づく方法で正常に動くようにして、痛みやしびれなどどを改善する方法ですが、ひざ関節の水に対しても、仙腸関節を刺激することで極めて効果的に軽減します。

理学療法では、股関節やひざ関節を中心とした療法で、ひざ関節にかかる負担を減らすようにしています。

ひざ痛は、ひざの関節周囲の筋肉や勒帯、関節包などの組織の損傷や拘縮(硬くなること)などが関係tています。

これらを柔軟にするだけでも、ひざへの負担は軽くなるものです。こうした治療をあわせて行えば、ひざの水を抜かなくてもひざ痛が改善します。また、患者さんには、ふだんから暴飲暴食に気をつけて栄養バランスの取れた食事を取り、体重管理を行って、ひざに負担のかからない生活を送るよう指導しています。まずは、こうした生活習慣の改善によって、ひざに水がたまりにくくするよう心がけましょう。

水がたまるのを防ぐためにはひざサポーターも有用で履くタイプより巻くタイプがベター

巻くタイプは自分で強さを調節できる

おすすめは 勝野式 ひざ軽さん

寒さが厳しくなってくると、どこの整形外科でもクリニックでも、ひざ痛を訴える方が急増します。そうした方々の中には、市販のサポーターを着けている人がおおぜいいることに気づきます。ある調査によると、ひざ痛になって最初に考えることは、病院を受診することではなく、「ひざサポーターを着ける」ことだそうです。イメージ的に手軽に行えて痛みがすぐにとれるイメージがあるのかもしれません。

ひざサポーターは着けることで、ひざが固定され歩きやすくなります。そのため、らくに体を動かすことができ、ひざを支えている筋肉の衰えを防いでひざ痛を根本から改善するのです。

それとともに、ひざに水がたまるのを防ぐことができるので、ひざ痛の改善にとても役立ちます。ひざサポーターには、ひざに巻きつける「巻くタイプ」と、筒状の「はくタイプ」の2種類があります。

このうち、水がたまるのを防ぐ効果があるのは巻くタイプということが、最近の研究で明らかになってきました。研究では、ひざに水がたましっった変形性膝関節症の43人の方を対象に行われました。

まず、全員のひざの断面積を、超音波診断装置( エコー) で測定。次に全員のひざの水を抜き、巻くタイプ15人、はくタイプ14人、何もつけない14人の3グループに分け、ひざサポーターを着けるグループの人たちには、就寝中と入浴中以外は常時着用してもらったといいます。

そして1週間後、再度、全員のひざにたまっている水の断面積を測定し、縮小率を調べました。縮小率とは、1週間後に測定した断面積が、水を抜く前の断面積よりどれだけ小さいかを示しています。

その結果、縮小率は、巻くタイプは平均27.3%、はくタイプは平均12.0% となり、巻くタイプのほうが水がたまりにくかったと報告されています。

なお、サポータlを着けない場合は、平均マイナス52.5%と、水を抜く前よりさらにたまっていました。

ひざの水はお皿の上の部分にたまりやすいので、お皿の上部をしっかり固定するほど、水がたまりにくくなると考えられます。その点からも、巻くタイプのひざサポーターは、お皿の上側・下側で別々に留めるものが多く、締めつけ具合が調節できるのでとてむ便利です。

水がたまらないようにするには、お皿の上の部分をきつめに巻くといいでしょう。また、巻くタイプのひざサポーターはなるべくきつめに巻いたほうが、ひざを支える力(固定力)が強くなり、痛みの改善により役立ち、歩行のさいもバランスがよくなつて転倒防止になることが、別の試験などで明らかになっています。この点から、ひざの水も痛みも改善したい人には、固定力が強く自分で強さを調節できる巻くタイプのひざサポーターをおすすめします。


膝が軽い!ひざのサポーターって着膨れしたりムレやすい。薄手だとサポート力が不足。そんな方におすすめです。