A.「OK」例
向上心を忘れないというのが私の長所です。目標を掲げ、日々自分磨きに精進しています。ただ、目標が高すぎるとないものねだりにもなりかねない。それが私の短所でした。
目標は高からず低からずのところに設定し、高さを徐々に上げていくというのが、目標達成のための確実な方法なのだと気付きました。いきなり英検1級を目指すのは、はぼ不可能でしょう。私は高校時代に、スロースタートですが3級から始め、今では準1級を取得するに至っています。念願の1級取得も、あと一息です。無理のない範囲でステップアップしていくことを、心掛けるようにしています。
向上心は強力なビジネスツールになり得る。この回答例は、自分なりの目標達成法を語っているから、それにより努力型の人間であることも主張できている。
A.「NG」例
長所は好奇心旺盛で、積極的。リーダーシップを発揮できる人間であるところです。大学時代はゼミの代表を務め上げ、大役を果たすことができました。ゼミの代表を経験したことで、協調性も育めたのではないかと思います。このような私の長所を、仕事にも活かしていければ幸いです。
素晴らしい長所の持ち主だが、羅列することが信憑性の欠如を招き、話を嘘っぼくしている。もっと具体性が必要。例えばゼミの代表を務め上げたのなら、そこで獲得した成果、または苦労した経験、失敗談などについても触れることで具体性がでてくる。
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