ライスベリー 特徴や栄養価・おすすめの食べ方

ライスベリー 特徴や栄養価・おすすめの食べ方について紹介します。その特徴や栄養価、普通のお米との違い、健康・美容効果、おすすめの食べ方、炊き方、保存方法、加工品に至るまで詳しく解説します。

ライスベリー とは? 基本情報

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ライスベリーは、タイで開発されたお米の品種で、ジャスミンライスと「ホムニンライス」という黒米を交配して生まれたものです。その名の通りベリーのような色合いが特徴で、炊くと紫色になります。独特の香ばしい香りと、もちもちとした食感が楽しめます。

普通のお米との違い

一般的な白米と比較すると、ライスベリーは栄養価が非常に高いのが特徴です。特に、アントシアニンなどのポリフェノールが豊富に含まれており、玄米と比べてもその含有量は際立っています。また、食物繊維も多く、GI値が低いという点も注目すべき違いです。

ライスベリーの栄養価と健康・美容効果

ライスベリーは、その美しい色合いからもわかるように、様々な栄養素を豊富に含んでいます。

栄養価

  • アントシアニン: 強力な抗酸化作用を持つポリフェノールの一種で、目の健康維持、美肌効果、アンチエイジングなどに寄与すると言われています。ライスベリーの紫色はこのアントシアニンによるものです。
  • 食物繊維: 腸内環境を整え、便秘解消に役立ちます。また、血糖値の急上昇を抑える効果も期待できます。
  • ビタミンE: 抗酸化作用が高く、細胞の老化を防ぎ、血行促進効果も期待できます。
  • 鉄分: 貧血予防に重要なミネラルです。
  • 亜鉛: 免疫力向上や新陳代謝を促進する効果があります。
  • γ-オリザノール: 米に特有のポリフェノールで、抗酸化作用やコレステロール低下作用などが報告されています。
  • 低GI食品: 血糖値の上昇が緩やかなため、ダイエット中の方や血糖値が気になる方にもおすすめです。

健康・美容効果

これらの豊富な栄養素により、ライスベリーには以下のような健康・美容効果が期待されます。

  • アンチエイジング: アントシアニンやビタミンEの抗酸化作用により、細胞の酸化ストレスを軽減し、老化の進行を抑制する効果が期待できます。
  • 美肌効果: 抗酸化作用や血行促進効果により、肌のターンオーバーを促進し、シミやくすみの改善、ハリのある肌へと導く可能性があります。
  • 目の健康維持: アントシアニンは目の疲労回復や視力維持に良いとされています。
  • 生活習慣病の予防: 食物繊維による血糖値コントロールやコレステロール低下作用、抗酸化作用により、糖尿病や心臓病などの生活習慣病の予防に役立つ可能性があります。
  • 便秘解消: 豊富な食物繊維が腸内環境を整え、お通じをスムーズにします。
  • ダイエットサポート: 低GIであるため、満腹感が持続しやすく、過食を防ぐ効果が期待できます。

おすすめの食べ方・レシピ

ライスベリーは、その美しい色合いと独特の食感で、様々な料理に活用できます。

基本の炊き方

  1. 洗う: 白米と同じように、優しく水で洗います。
  2. 浸水: 浸水時間は必要ありませんが、30分程度浸水させるとよりふっくらと炊き上がります。
  3. 水加減: ライスベリー1合に対して、水は1.2〜1.5合程度が目安です。お好みの硬さに合わせて調整してください。
  4. 炊飯: 炊飯器の白米モードで炊きます。玄米モードがある場合は、そちらでも美味しく炊けます。

おすすめレシピ

  • ライスベリーごはん: そのまま食べるのはもちろん、おにぎりやお寿司にしても美しい色合いが映えます。
  • サラダ: 炊いたライスベリーをサラダに加えると、彩り豊かになり、食物繊維もプラスできます。
  • スープやシチュー: スープやシチューの具材として加えると、食べ応えが増し、栄養価もアップします。
  • リゾット: ライスベリー特有の香ばしさとモチモチ感が、リゾットに深みを与えます。
  • デザート: 甘く煮てココナッツミルクと合わせるなど、タイのデザートにも活用されます。

ライスベリーの保存方法

  • 未開封: 直射日光を避け、冷暗所で保存してください。
  • 開封後: 密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存することをおすすめします。なるべく早く使い切るようにしましょう。
  • 炊いた後: 冷蔵庫で2〜3日、冷凍庫で約1ヶ月保存可能です。小分けにしてラップに包み、冷凍保存すると便利です。

ライスベリーの加工品

ライスベリーは、お米としてだけでなく、様々な加工品としても流通しています。

  • ライスベリーパスタ: グルテンフリーのパスタとして、健康志向の方に人気です。
  • ライスベリー麺: ラーメンやフォーの麺として使用されることもあります。
  • ライスベリー粉: パンや菓子の材料としても利用できます。
  • ライスベリードリンク: 栄養補給や美容ドリンクとして開発されているものもあります。

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