レモン酢は血圧を下げる

酸には、体のエネルギーを作り出す働きがあります。このエネルギー生産システムを「クエン酸サイクル(回路)」といいますが、クエン酸サイクルが適切に働くと、代謝が活発になります。それが、疲労の回復や肥満の予防に、また、血流の改善や免疫力(病気に対する抵抗力) の強化にもいい影響を与えるのです。

1日に大さじ2杯のフルーツ酢を取れば、クエン酸サイクルが十分に働くことが期待できます。しかも、フルーツの甘味や香りが、酢の強い酸味をカバーするので、おいしく酢を取ることができるのです。

今回、ご紹介する「レモン酢」は、数あるフルーツ酢の中でも「イチオシ」といってもいいほど、皆さんにお勧めしたいフルーツ酢です。レモン酢の作り方は、簡単です

1000Lの保存瓶に対し、レモン200g (2個くらい)、氷砂糖200g、酢400mlで漬けます。レモンは皮ごと使いたいので、できるだけ防腐剤やワック「スの少ない国産のものを使用してください。

レモンは、皮をタワシでこすりながら洗い、ペーパータオルで水分を取ってから、輪切りにします。輪切りにしたレモンを、氷砂糖とともに保存瓶に入れ、そこに酢を注ぎます。そして、ここからが村上流です。保存瓶を電子レンジに入れ、30~40秒ほど加熱します。

加熱のさい、保存瓶はふたをせず、必ず電子レンジ対応のものを使用してください。常温で置くと、レモンの成分とが酢に溶け出るまでに1~2週間ほどかかりますが、レンジにかけると、12時間で成分が溶け出し、翌日には飲むことができます。

レモンを酢に漬けることで生み出される効果は、驚くほどです。先に、酢の代謝促進作用について書きましたが、レモンにも、同様の機能性があります。加えて、酢にもレモンにも、活性酸素(老化の原因物質) の書から体を守る、抗酸化物質が豊富に含まれています。だから、レモン酢を飲むことで疲労回復効果や肥満解消効果、若返り効果などを、二重に得ることができるのです。

レモンと酢の組み合わせには、もう1つメリットがあります。レモンといえばビタミンC 、と呼ばれるほど、レモンにはビタミンC が豊富ですが、ビタミンCは元来、熟を加えたり、体内に吸収したりするときに、酵素などの働きによって壊れやすい性質を持っています。しかし、酢には、そのビタミンCを壊す酵素の働きを抑える作用があるのです。

つまり、レモン酢には、ビタミンC がそのままの形で、吸収されやすい状態で含まれているというわけです。

意外に思われるかもしれませんが、酢と氷砂糖の組み合わせも非常に有効です。酢に含まれる有効成分のアミノ酸は、糖によって、ピルピン酸という物質に変わります。ピルビン酸は、代謝のカギになる有機酸なので、これによって代謝が活発になるのです。

したがって、酢だけを取るよりも、氷砂糖の溶けた酢を取ったほうが、乳酸(疲労物質)の分解速度が速くなって、すぐに疲れが取れるというわけです。疲れだけでなく、血糖値や血圧が改善されたり、やせやすくなったりといった効果も期待できるでしょう。糖分を気にして、レモン酢に氷砂糖を入れないという人もいるようですが、やせるためには氷砂糖を入れるほうが近道、ということです。

レモン酢の飲み方は、そのまま飲んでも、水やお湯で薄めても、牛乳に混ぜて飲んでもいいでしょうとてもおいしいのは紅茶です。ティーバッグで入れた紅茶でも、レモン酢を大さじ1~2杯加えるだけで、格段においしくなります。寒いこの季節に、レモン酢ティーがおすすめです。

レモン酢に降圧効果があることについては、やっぱり「酢」の効能、効果が大きく影響しているようです。

薬を使わずに血圧を下げる【降圧食/毎日飲めば血圧を下げる効果抜群の「酢」】