レモン酢は老化を防止し、ガン、動脈硬化を防ぐ

4人家族で月に200個のレモンを食べる

病気を回避し、健康に恵まれたいとは誰もが轡っことです。 一方で、健康はあくまで自分でつくり上げていくもので、与えられるものではありません。 そのための最も有効な手段が、毎日の食事でしょう。消化器外科医として、何千例ものガンの手術と治療に携わってきた経験から、健康な体、病気が治癒する体は、その7割が食事でつくられると考えます。
私が、食事がガンの治癒率を左右していることに気付いたのは、今から17年前です。そこから独自に研究を始め、ガン患者のための食事療法を確立しました。 実際の治療に併用することで、治療を飛躍的に高めることができたのです。私が推奨する食事療法は、代謝を高め、免疫力(病気に対す る抵抗力)を強化することを目的としていて、一方で栄養状態の改善も視野に入れたものです。

  1. 大量の野菜や果物の摂取
  2. 動物性脂肪の制限
  3. 塩分制限
  4. 未精製の穀物を摂取

といったポイントがあります。1の大量の野菜や果物の摂取として、私が最もよく勧めているのが、レモンなのです。特に、ガンの術後の患者さんしぼには、レモン2個分の搾り汁を飲むことを積極的に指導しています。
私の父が80歳のとき、食事が取れないほど衰弱した際にも、朝晩、レモン汁20ccを飲んでもらいました。2週間後には、父は普通に食事ができるようになり、その後、寝たきりの状態から回復することができたのです。
それ以来、わが家でも、家族全員が毎日、レモン2個分の搾り汁を飲むようになりました。現在も、家族4人で月に200個ものレモンを消費しています。

老眼にも効く

レモンを毎日取るようになった実感としては、60歳をとうに過ぎた今も、医師としての激務をこなしながらも健康を維持できるのは、レモンを毎日取っているおかげだと思います。昔からの腰痛や肩こりが解消したことや、老眼の進行を防いでいることも、レモンが一役買っているのでしょう。
こうした効果は、レモンの代表的な栄養成分であるビタミンCと、酸味成分のクエン酸、さらには、ポリフェノール成分(抗酸化物質)によってもたらされています。
ビタミンCには、血管を強化する働きや、ガンや動脈硬化の原因となる活性酸素(体内で増え過ぎると細胞を傷つけ老化の一因となる物質)を除去する働きがあります。クエン酸には、体内に入った食べ物をエネルギーに変える「クエン酸サイクル」を活性化する働きがあり、クエン酸を取ることで代謝が上がり、疲れた体がよみがえるのです。
クエン酸には、鉄分やカルシウムなどのミネラルを吸収しやすくし、骨や細胞の老化を予防する「キレート作用」という働きもあるのです。
レモンの皮と実の問の白い部分にあるポリフェノールですが、過酸化脂質(動脈硬化の原因物質) の生成を防ぐ効果を発揮します。

クエン酸と言えば、梅肉エキスにたっぷり含まれます。かなり酸っぱいですが、疲労回復には最高です。

天然の若返りドリンク

このように、レモンには、素晴らしい成分が凝縮されていますが、この有効成分を効率よく取り続ける方法があります。それは、レモンの輪切りを酢に漬ける「レモン酢」です。酢には、体に必要なすべてのアミノ酸が含まれています。アミノ酸は、私たちの体の細胞を構成する、たんばく質の材料になるものです。食品でアミノ酸を補給することで、健康が維持され、免疫細胞(生体を防御する機能)も活発に働くようになるのです。レモンのクエン酸と、酢のアミノ酸を一緒に取ることで、クエン酸の抗酸化作用が高まることが知られています。

また、レモンにも酢にも、代謝を促進させる効果があるため、その相乗効果が期待できます。まさに、「天然の若返りドリンク」といっていいでしょう。

レモン酢は、レモンを皮ごと酢に漬けますが、皮と実の問にある前述の有効成分、エリオシトリンを取れるので、とても効果的です。ただ、輸入レモンには、表面に防腐剤やワックスが多く付いているので、国産のもの、できれば無農薬のレモンを選ぶようにしてください。
それが手に入らない場合は、表面の皮だlナをむいて、白い部分を残して酢に漬l斗りでもいいでしょう。また、レモンを漬けるさいに用いる氷砂糖を、ハチミツにすると、甘さに深みが増します。ハチミツが持つ免疫力を高める作用によりさらなる健康効果も期待できるでしょう。

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