もしもあまりに眠れない状況が続くようなら、病院へ行くこともひとつの方法です。不眠症状を改善して健康を手にするために、医師の診断を受け、薬を服用することに何も問題などありません。ずっと不安を抱えているよりよほどよい選択といえるでしょう。
大学教授や研究者などの専門家からなる「働く世代の快眠指針作成委員会」が作成した「働く世代の快眠10カ条」にも、医師に相談することが項目として挙げられています。
これは厚生労働省が公表している「快眠の手引き」が国民向けとしているのに対して、特に働く世代に向けた睡眠の重要性をまとめたものです。とかく多忙やストレスで眠りを犠牲にしがちなビジネスマンが知っておくべき基礎知識でもあります。
次がその10カ条です。
- 充分かつ快適な睡眠で、仕事のやる気と効率がアップ
- 睡眠時間は人それぞれ。日中の充足感が快適な睡眠のバロメーター
- 朝は、目覚めとともに体内時計がスタート。快眠の秘訣は起床時間にあり。毎朝決まった時間に起床を
- 昼は、わずかな昼寝が午後の仕事効率を高める
- 夜は、快適な眠りは自らの工夫で創り出す
- 寝る前は、 自分なりのリラックス法を見つける
- 寝室は、眠りやすい寝室環境も大切
- 眠れないときの対処は、眠りは追いかけると逃げてゆく
- それでも眠れないあなたは、早めに医師に相談を
- 交代勤務の工夫は、上手な休息と、睡眠時間の確保が大切
生活も仕事の質も向上させるためには、まず睡眠を大切にすることが、これからのできるビジネスマンの条件といえるでしょう。
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