加齢で身体の抗酸化パワーは衰えていく 40歳が大きな節目

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一重項酸素を有効に消してくれる抗酸化酵素はないものの、SODとカタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼといった抗酸化酵素、それにビタミン類や各種の抗酸化物質(カロテンやポリフェノールなど) の協力で、活性酸素は何とか処理されています。

ここで問題にしたいのは、最初の活性酸素であるスーパーオキシドラジカルです。この活性酸素を叩いておけば、そこから起こる活性酸素の連鎖にまずクサビが打ち込めます。

呼吸や普通の生活で多少多めにスーパーオキシドラジカルが発生しても、それくらいであればSODが処理してくれます。しかし、スーパーオキシドラジカルが大量に発生すると、つくられるSODが間に合わなくなります。

実はもう一つ、大変な問題があります。年齢とともに、つくられるSODの量が減るといわれているのです。

SODだけが抗酸化力だけではありませんが、SODの減少は抗酸化力に大きな影響を与えることは間違いありません。

たとえば、加歳の抗酸化力を100% としますと、20〜30歳でゆっくりと低下し、40歳ぐらいには80% になるといわれています。40歳からは10歳ぐらいごとに20% ほどずつ低下し、50歳代では60% 、80歳代では何とゼロに近くななってしまうといいます。

減少するのはSODだけではありません。カタラーゼもグルタチオンペルオキシダーゼも、年齢とともにつくられる量が減っていきます。

「活性酸素は老化の大敵、病気の元凶です」何度か、こう繰り返しました。いろいろな老化現象から老化を感じるのは、40歳ぐらいからでしょう。

ガンをはじめとした生活習慣病が発見されるのも、中高年世代が多いものです。中高年になると抗酸化酵素が減少し、消されない活性酸素がどんどん増えます。そうしたことから老化が進み、病気が発症すると推測することは無理のない考えだと思います。

活性酸素についてはこちら。