インスリンを使っていますが海外旅行は可能でしょうか?

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糖尿病の管理ができていれば、インスリン療法を受けていても、旅行を楽しむことはできます。ただし、旅行中も自己管理には適切な配慮が必要です。国内旅行の場合は、食事に気をつけていれば、特に大きな問題はないでしょう。海外に行く場合は、飛行時間や時差などに伴う注意事項があるので、事前に担当医によく相談してください。海外へ旅行に行く際は、次のようなポイントに注意しましょう。
    血糖自己測定器など、インスリン療法に必要なものはすべて手荷物として機内に持ち込みます。
    また、低血糖に備え、ブドウ糖なども手荷物に入れておいてください。なお、飛行機内にインスリン製剤や注射器を持ち込む際、空港や航空会社によっては、事前の届け出が必要な場合もあります。飛行機内や旅行中の注射の詳細は、担当医に確認しておきます。
    インスリン製剤の「携帯証明書」や英文の「診断書」を医師に進丁備してもらうと、出入国の際や現地での受診の際に便利です。必要に応じて、予防接種などの感染症対策も行いましょう。
  • 飛行機内での注意
    機内食は、糖尿病の患者さんには高エネルギーのことが多いので、一部を残すとよいと思います。機内食に糖尿病食が用意されていることもあるので、事前に航空会社に確認するとよいでしょう。
    食事の間隔がかなりあくようなら、低血糖を予防するために、クラッカーなどの軽食で補います。長時間座っていると脚の血流が悪くなって血栓ができ、肺などの太い血管を詰まらそくせんせる「静脈血栓塞栓症」などが起こりやすなります。仮にインスリン製剤が足りなくなった場合は、現地の医療機関で処方してもらいます。その際も、英文の診断書が役立ちます。