仕事が忙しくて食事療法や運動療法を続けられない

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糖尿病の治療では、薬を使っていても、食事療法と運動療法を継続することが必要です。特に「2型糖尿病」では、肥満や生活習慣が密接にかかわっていますから、血糖コントロールのためには、食事療法と運動療法が欠かせません。

また、食事療法と運動療法をしっかり行わないと、せっかく薬を使っても十分な効果が得られません。

生活を一変させて、食事療法や運動療法に取り組むことができるのであれば、それに越したことはありません。しかし、長年続けた生活習慣を急に変えても、長続きしないことが多いものです。また、仕事の都合などで、生活習慣を急に変えるのが難しい場合もあります。

ですから、生活習慣の改善に取り組む場合は、最初からすべてを完璧にこなそうとせず、できることから段階的に取り組んでいくとよいでしょう。

例えば、外食の機会が多ければ、エネルギー量の少ない料理を選ぶことから始めます。平日にどうしても運動ができなければ、休日に集中して行ってもかまいません。慣れてきたら「3日に一度運動する」など、少しずつ運動する日数を増やしたりしましょう。

工夫や心がけしだいで、自分の生活に合わせて食事療法や運動療法に取り組むことは、十分にできます。ただ、患者さん1人で食事療法や運動療法を続けていくには、限界がある場合もあります。治療を続けるなかで、不安や疑問が生じたり、困難に直面することもあるでしょう。そのような場合には、医師や看護師、管理栄養士などに、気軽に相談してください。1人で悩まず、糖尿病とうまくつきあっていく方法については相談したほうがいいでしょう。
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