すだちの皮で高めだった朝食前・夕食後の血糖値が下降

運動療法が必須と医師に告げられていた

以前から少し血糖値は高めでした。わが家は祖母が糖尿病でしたし、兄はインスリンの注射をしています。私の場合も遺伝的な原因が大きいと思います。

はっきりと血糖値が高いことがわかったのは、2年ほど前のこと。職場で行った検診で「尿に糖が出ている」と指摘されたのです。空腹時の数値が110mg/dlほぐらいでした。

コレステロール値も高く、高脂血症が指摘されました。現在、よくいわれる「メタポリックシンドローム」です。それ以来、血糖測定器で自分で数値を測るようにしました。すると、空腹時はそれほど高くないのに食後2時間に16 160~180mg/dlと数倍が高くなるタイプだとわかりました。

ただし、ヘモグロビンA1Cの数値をみると、そんなに深刻な病状ではなく、医師からは、「きちんと運動すれば、問題ないでしょう」といわれていました。元来、運動は好きなほうです。当時、お遍路さんを推奨する立場にあったため、自分もお遍路で歩くことにしました。そうして1番札所から歩き始めたのです。おととしの3月のことです。

お遍路は1日20km前後は歩きます。朝は6時、夜は7時に食事をする規則正しい生活、しかも飲酒をせず、精進料理を食べていたら、すぐに血糖値は低下。これには、驚きました。この経験から運動と食事を管理すれば、血糖値は下げられるという自信を得ることができました。糖尿病で大切なのは運動療法と食事療法だと体で実感しました。

すだちの皮の粉末

ところが。お遍路も回数を重ねると気がゆるみ、ビールなどを飲むようになりました。すると、数値が少しずつ悪くなっていきます。歩くなど、体にいいことをしても、食事をきちんとしないと効果が出ないと痛感したのです。また、ふだんの生活に戻ってからが、たいへんでした。

私は夜中の2~〜3時まで仕事をするため、夕食も夜の10時ごろとどうしてもかなりの遅い時間滞です。夜はストレスを晴らすためにお腹いっぱいになるまで食べ、お酒も飲みます。血糖値もいつしか高くなっていました。

そんなあるとき、徳島大学の先 生が行 って いる 「すだち の皮で血糖値の上昇が抑えられる」という研究を知りました。そこで、お願いしてすだちの皮をフリーズドライで粉末にしたものを分けていただいたのです。まだ、一般には市販されていないものです。

すだちの皮の粉末は柑橘類特有の苦みが強く、そのままとるのはむずかしいものがあります。そこで、私はヨーグルトに入れてとることにしました。プレーンタイプのヨーグルト100gにすだちの皮の粉末を10g入れ、さらに牛乳を20ccほど入れます。

この量だとヨーグルトがやややわらかくなる感じ。ジュース状のほうがとりやすいのです。朝はこのすだちの皮入りのヨーグルトジュースを飲み、その後、トースト1枚、卵、野菜などを軽くとります。お昼はコンビニのお弁当ですが、和食の幕の内弁当など、野菜を多くとることができるものを選んでいます。

夕食はお好み焼きや鍋物など、野菜を多くとるよう心がけています。このとき、お酒も飲みます。私は血糖値を記録しているのですが、すだちの皮をとる前1週間の平均数値は、朝食前が130mg/dl、夕食前が1132mg/dl、、夕食2時間後は209mg/dlと高いものでした。

それがすだちの皮をとり始めて3週間の平均値は、朝食前が125mg/dl、夕食前は99mg/dl夕食2時間後は190mg/dlにまで下がったのです。

朝食前の血糖値が高かったのが、ジワジワと下がってきました。また、夕食後2時間の血糖値も高かったのですが、104mg/dlという数値が出たりするようにもなりました。

自分なりに工夫をしてお昼をさつまいもだけにしたり、夜は飲酒をやめたりしました。食事に注意すると、相乗効果で血糖値もうまく下がるようですよ。血糖値が下がってきたのに気をよくして、途中からすだちの皮のパウダーを夕食前にも5gとるようにしました。最初はきつく感じた柑橘類の苦味も途中から慣れて、平気になりました。研究は今後もくわしいことが待たれますが、私自身はすだちの皮、は血糖値下げにいいと思います。多くの人に広まるといいですね。

すだちの粉末(パウダー)はこちら。