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焼きそばやうどん、そばは、忙しいときでも簡単に調理ができる便利な食材です。しかも、乾めんのそばやうどん、冷凍のうどんは、長期間保存が可能。これらのそばやうどんは、添加物不使用の製品が増えていますが、いまだに使用しているものも見受けられます。焼きそばは生めんが多く、かんすいや着色料などが使われ、保存料が添加されたものもあります。

東洋水産 マルちゃん焼きそば.png

原材料
めん(小麦粉(国内製造)、植物油、食塩/グリシン、かんすい、クチナシ色素、保存料(しらこたん白)、(一部に小麦・さけを含む))、添付調味料(砂糖、食塩、粉末ソース、香辛料、粉末醤油、ポークエキス、植物油/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、(一部に小麦・大豆・豚肉・りんごを含む))

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生めんの焼きそばです。めんに使われている添加物は、グリシン、かんすい、クテナシ色素、保存料(しらこたん自) です。

グリシンはアミノ酸の一種で、味付けや保存性向上の目的で使われています。酸の一種なので、制菌作用があるからです。アミノ酸なので安全性は高いはずなのですが、鶏の白色レグホンに1日に4g 以上のグリシンを大量経口投与すると、なぜか中毒症状を起こして、極度の疲弊、昏睡、死亡が見られました。

またモルモットに大量経口投与した実験では中毒症状を起こし、呼吸筋が麻痔して死亡しました。グリシンをうまく代謝できないようです。ちなみに、「グリナ」(味の素) という、不眠症に効果があることを暗示したサプリメントが出ていますが、この成分はグリシンです。

1包に3g のグリシンを含んでいて、1日に1包を飲みます。すでに多くの人が利用しているといいますが、害が現れたという話は聞かないので、人間には中毒症状を起こさないのかもしれません。

保存料のしらこたん白は、サケやニシンなどの精巣( しらこ) の中の核酸およびアルカリ性たんばく質を、酸性水溶液で分解後に中和して得られたもので、プロタミンともいいます。

制菌作用があるため、保存料として使われ、天然の成分ということもあって、合成の保存料よりは毒性が低いと考えられています。ただし、しらこたん白抽出物質を0.6 2 5〜〜5.0 % 含むえさをラットに食べさせた実験では、白血球の減少、肝重量の減少、肝細胞の委縮などが見られました。

天然物賛といえども、大量に摂取すると悪い影響が出るようです。食品に添加されている量ではどれほどの影響が出るのか気になりますが、人体実験はできないので、詳細は分かりません。また、

この製品には、クチナシ色素やカラメル色素なども添加されています。焼きそばの場合、生めんだけの製品が売られていて、通常は保存料が使われていません。そうした製品を買ってきて、ソースや塩で味付けしたほうがよいと思います。