耳鳴り 毛染め 原因 になっていることもあるので要注意です。耳鳴りの根治に悩んでいる方の中には毛染めが原因となっていることもあるのでおもいきってやめてしまいましょう。
耳鳴り 毛染め 原因
私は志を同じくする医師とともに、これまで何冊かの本を出版してきました。その度に、毛染め液の弊害について、必ず警告してきました。日本では、毛染め液の害に対する認識がとても低いのが現状です。
白髪染めだけでなく、黒髪を違う色に変える、おしゃれ染め用の液剤も数多く販売され、テレビコマーシャルが毎日何回も流されています。実に、国民の6割以上もの人が、毛染めをしているという推計もあります。
こうした現象を見れば、毛染め液の害に対する社会認識の低さは一目瞭然です。毛染め液も、しつこい耳鳴りを起こす一因になります。それは、なぜでしょうか。毛染め液のなかには、鉄や銅などの鉱物質や、有害な化学物質が多く含まれます。アニリン色素の誘導体(アニリンを変化させた化学物質) もその1つです。アニリン色素はもともと染料の成分です。
ただし、毒性が非常に強いため、最近は化学変化をさせた誘導体が使われています。誘導体という形に変えたとはいえ、アニリンの毒性は強力に残っています。しかも、アニリン色素の誘導体は、頭皮から脳に染み込みやすく、排出されにくい性質を持っています。
この毒物は脳に蓄積されやすいのです。よって、毛染めをくり返している人は、アニリン色素の誘導体の、脳への影響が特に大きくなります。その悪影響を最も強く受けやすいのは、前庭小脳という部位です。前庭小脳は、小脳の一部です。小脳は、知覚と運動機能、体の平衡感覚をつかさどっています。その一部である前庭小脳には、耳や日の働きをコントロールする役目があります。
ですから、ここがアニリン色素の誘導体に害されると、めまいや難聴だけでなく、耳鳴りを起こしやすくなるのです。いったい日本では、いつまでこの危険な物質の使用を認めるのでしょうか。かつて日本でも2回ほど、毛染め液の害に対して、当時の厚生省薬務局によって、警告が出されたことがありました(1961年1月8日、1978年8月6日)。毛染め液の使用が、難病の再生不良性貧血(悪性の貧血) の発症につながる危険性があるという、調査結果が公表されたこともあります。
再生不良性貧血は、「血液のガン」ともいわれる危険な病気です。しかし、その警告は全く社会に伝わっていません。毛染めをくり返していれば、必ず耳鳴りになるとはいい切れません。アニリン色素の誘導体がどう働くのか、その体質には、個人差があるからです。けれども、自分の前庭小脳や耳が、毛染め液に対してどのように反応するのかは、症状が出て初めてわかることです。それでは遅すぎるのです。毛染めをくり返すほど、その害は確実に蓄積されます。もしも今、耳鳴りに悩んでいて、毛染めを長年行ってきた人は、これ以上の毛染めをやめることです。
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どうしても白髪染めをしたい
耳鳴りに悩まされているのは、あなただけではありません。前述した小林一茶のほかにも、歴史に名を残した偉人のなかに、耳鳴りに苦しめられた人々がいます。かの偉大な音楽家、ベートーヴェンもその1人です。彼が聴力を失った原因については諸説ありますが、突発性難聴であり、血液梅毒にょるところが大きいというのが、これまでの有力説でした。
ところが数年前、ドイツのディーツエルという教授が、学会誌に新しい学説を発表しました。なんと、ベートーヴェンは鉛中毒だったというのです。遺髪を調べたところ、通常の100倍近い鉛が検出されました。
ベートーヴェンは、魚のムニエルが大好物だったといわれています。当時、彼の住むウィーンはヨーロッパの中心地であり、工業が盛んでした。ドナウ川には、工場廃液が大量に流されていたといいます。
ベートーヴェンは汚染された川魚を頻繁に食べていたことによって、鉛中毒になってしまったと考えられます。鉛は、聴覚や精神状態に害をもたらす重金属の1つです。
ベートーヴェンは、難聴のほか、ひどい耳鳴りやめまいに苦しんでいたこともわかっています。また、精神的に不安定であったのも有名な話です。現代人が使用する毛染め液の害は、ベートーヴェンの鉛中毒によく似た側面を持ちます。長い年月をかけて、本人の知らないままに有害物質を摂取し続けてしまい、健康な心身がジワジワと冒されていくのです。
毛染め液には、アニリン色素の誘導体などの化学物質のほかに、鉄や銅などの鉱物質も含まれます。特に銅は、過剰摂取すると、躁状態になりやすいなど、精神に悪影響をもたらすことがわかっています。ベートーヴェンは、死ぬまで自分を苦しめる症状の原因を知ることができませんでした。
しかし、あなたは今、毛染め液の害について知りました。そのうえで、なおも毛染めを続けますか?「そうはいっても」という声が聞こえてきそうです。なぜなら、白髪をそのままにしておくことに抵抗を感じる人は多いからです。そうした人は、天然素材の染料を活用してみてはいかがでしょうか。例えば、ドラッグストアでも売られているヘナは植物性であり、化学合成品の毛染め液に変わる染毛剤として、自然志向の理・美容院などでも扱われています。
ヘナの日本名は、「指甲花」といいます。インドやパキスタン、イランなど西南アジアから北アフリカに生育しており、昔から菓は皮膚病や切り傷の治療に愛用されてきました。その菓を乾燥させて粉末にしたものが、染毛剤として使用されています。
ヘナは白髪をオレンジ色に近い茶色に染めてくれます。真っ黒にしたい人にはもの足りないかもしれませんが、毒物を頭につけるよりはよいでしょう。ただ、最近は、ヘナにアニリン色素の誘導体を混ぜて、発色をよくする製品も出回っています。これでは、ヘナを使う意味がありません。「黒く染まるへナ」には注意しましょう。それを避けるには、100 ナチュラルなヘナを扱っている理・美容院を探すとよいでしょう。
ただ、ヘナが万能というわけではありません。特に漆かぶれのある人は、アレルギl反応が生じてしまうので、使用できません。最近は、海藻由来の染料も人気です。化学物質による染料に比べると、染まりにくく色落ちしやすいという難点はあります。それでも、アニリン色素の誘導体を頭皮にっけずに白髪を目立たなくできるのならば、試す価値は大きいと思います。
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