皮膚ガンのひとつに「黒色腫」というのがあります。マンガ「巨人の星」の主人公、星飛雄馬の恋人を覚えているでしょうか。美人にして薄命だった奈美さんというです、
彼女の病気が悪性黒色腫だでした。作品中では黒点肉腫と呼んでいました。たしか爪の中に小さなホタロのような点があり、それがガンだという話です。
聞かされた飛雄馬も驚いたのですが、読者も、えっ、ホクロが? と驚いたのではないでしょうか。
皮膚などの組織はメラニンという色素をつくる細胞( メラノサイト)をもっています。このメラニンの量によって皮膚の色が異なり、多くなれば黒くなるわけです。
紫外線によってメラニンがつくられ、それが日焼けあるいはシミ・ソバカスの原因になることはよく知られています。
黒色腫は正常の皮膚からもできるのですが、ホクロから発生する場合も多いのです。ホクロ( 黒子と書く) はメラニン細胞の集まり。正式名称は良性黒色腫です。
ところが悪性黒色腫は、突然まっ異なホクロのようなものができ、次第に大きくなる、最もたちの悪い悪性腫癌といわれています。
早期に発見すれば治る見込みがあるのだが、ただのホタロと思い、気づいたときには... 手遅れ...というケースもあります。特に手のひらや足の裏にできたホほくろは要注意です。
悪性黒色腫はほかのガンと同様、皮膚に限らずあらゆる細胞からできる可能性もありますが、ともかくUVカットをすることが美容のためはもちろん、ガン予防のためにもやっておいて損はない、というわけです。
「皮膚がん」日本人のがん、白人のがんでは大きく異なる | 健康メモ
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