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糖質制限食 メリット 気持ちが安定 し、キレる、イライラするなどがなくなるということです。うつ病の増加は、近年大きな問題になっています。それを受けて厚生労働省は、従来の4大疾病(ガン・脳卒中・心臓病・糖尿病) に「精神疾患」を加えて5大疾病としました。

糖質制限食 メリット 気持ちが安定

この5 つの病気は、国レベルで力を入れてとり組むべき病気ということになったのです。それほど深刻な状態になっているわけです。みなさんの周りにも、うつ病に悩んでいる人がいるのではないでしょうか?

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糖質オフ健康法を実践すると、うつ病やうつ状態を改善できるケースがあります。ただ、その効果に個人差があることをしっかりと認識してください。

しかも精神疾患のなかには双極性障害や統合失調症のように、糖質の問題だけではないものもあります。これらに対しては糖質オフ健康法を実践しても現段階では効果はあまり期待しないほうがいいでしょう。精神疾患は専門医に診てもらうようにしましょう。

ただ、糖質をオフにすれば、精神が安定しやすいのは確かなことです。糖尿病でない正常な人でも、糖質をとると、ある程度血糖値が上昇します。この上昇速度が急激だとぼーっとしたり眠たくなったりします。そして今度は血糖値がインスリンの作用で急激に下がる時も同様の症状が出たりイライラしたりします。

さらに食事開始後4時間くらいで、血糖値が下がりすぎると機能性低血糖の症状がでることがあります。このように食前食後の血糖値の変動幅が大きいタイプの人は心理的にも不安定になりやすいのです。このような時糖質をとると一時的に症状は改善するのですが、また血糖値が上昇して下降して、同じような悪循環になります。

糖質がないとイライラするようになるのは、これは立派な依存症状。前にふれた「炭水化物依存症」です。これでは心が健康だとはいえません。

精神が不安定だと、簡単なことで落ち込んだり、ささいなことで感情的になったりします。糖質オフにすれば依存症状はなくなり、血糖変動もからだも安定するので、結果的に精神も穏やかに落ち着くということになります。

糖質依存症の脱却方法として糖質制限食がおすすめ

糖質がないとイライラする糖質依存症の脱却方法として糖質制限食がおすすめである理由を紹介します。

糖質制限をすることで血糖値の乱高下を防ぎ、脳や体が「糖質に頼らないエネルギー回路(=脂質代謝)」に切り替わるため、イライラや急な空腹感が減っていくからです。

以下に、糖質制限食を使って糖質依存を克服するための具体的なポイントを紹介します。

◆ 糖質依存を断ち切る!糖質制限食のすすめ

■ なぜ糖質制限が効くのか?

糖質依存状態では、血糖値が急上昇・急降下し、それに伴って脳内のドーパミンやセロトニンも不安定になります。
糖質制限を行うと:

  • 血糖値が安定し、情緒も安定

  • 食後の眠気・イライラ・だるさが激減

  • 空腹を感じにくくなる

  • 脳がケトン体を使うようになり、集中力アップ


■ 糖質制限の始め方(初級編)

食材 取り入れる 避ける
主食 玄米、低糖質パン、なしでもOK 白米、パン、麺類、菓子パン
たんぱく質 卵、肉、魚、大豆製品 加工肉に注意(砂糖入り)
脂質 オリーブオイル、バター、ナッツ、MCTオイル トランス脂肪酸(マーガリン)
野菜 葉物、きのこ、海藻、アボカド じゃがいも、にんじん(大量摂取)
飲み物 水、お茶、ブラックコーヒー 清涼飲料水、加糖カフェラテ

■ トランス脂肪酸を多く含む代表的な食品

食品カテゴリ 具体的な例
■ 市販の焼き菓子 クッキー、ビスケット、パイ、ドーナツ、スナック菓子など
■ マーガリン・ショートニング トースト用マーガリン、菓子用ショートニング(クッキー、ケーキなどに使用)
■ インスタント食品 インスタントラーメン、スープ類、粉末クリーム
■ ファストフード フライドポテト、フライドチキン、ハンバーガーのバンズ(特に海外製)
■ 冷凍食品 冷凍ピザ、冷凍パイ、冷凍ミールキットなど
■ コーヒーフレッシュ 液体のポーションミルクの一部(植物油脂ベース)
■ 業務用調理油 外食チェーン店で使用される揚げ油(パーム油などにトランス脂肪酸が含まれることも)

とトランス脂肪酸 危険