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ダイエットを試みたことのある人のなかには、リバウンドに悩んだ経験のもち主もいるはずです。カロリー制限のし過ぎで、ストレスがたまってドカ食い。結局、体重はダイエット前よりも増えてしまった。という人ですね。ストレスによるドカ食いからダイエットを断念してしまう人も多いものです。

じつは楯貿オフ健康法でも、リバウンドではないのですが、炭水化物依存症だった方々が、積算を無性にとりたくなることがあります。芥川賞作家の宮本輝さんの書籍にそれは『我ら糖尿人、元気なのには理由がある。』という本としてまとめられています。

宮本さんも私と同じように糖尿病を患っていて、そのことから糖質制限食を実践しています。友人にも糖質制限食をすすめたことがあるそうです。しかしその友人はしばらくして挫折。なんでも、「ご飯を食べたい」「うどん、そばが恋しい」ということだったそうです。

つい欲望に負けてしまい、うっかり糖質をとってしまった...。そういう場合はどうすればいいのでしょうか? そうした塘賞摂取時の対策としては、とにかく「歩く」ことです。30分から1時間かけて散歩をしましょう。そうすれば、筋肉のブドウ糖の吸収率がよくなり、インスリンの追加分泌を抑えることができます。

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血糖値の上昇を防ぐには食物繊維たっぷりの食材をとるか、糖質を摂っても、食後に運動をすることです。このふたつしか方法がありません。

糖質制限食+食後の即ウォーキング

「そんな時間はつくれない」という人は、逆転の発想を。散歩の時間が確保できる休日などに糖質をとればいいのです。散歩にかぎらず、からだはこまめに動かしたほうがいいですね。

明治時代の人は現代人の約10倍の運動主だったといわれています。クルマもなければエスカレーターやエレベーターなどなかった時代ですから、それだけからだを動かすのは当然です。人間のDNAは、大昔からそれほど変わっていませんが、現代と大昔では生活環境も生活習慣、食習慣も大きく変化しています。このあたりのことを考えないと太る一方です。

明治の人など、から舶ようにはいかない今でも、日ごろから階段を使う、歩くクセをつけるを動かす習慣は身につけておきたいものです。なお、糖質オフ健康法を続けたまま運動も行なうと、効果はさらに高まります。

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ラーメン、餃子などの中華は要注意

中華料理は子どもから大人まで、幅広い年齢層に親しまれている人気料理です。長い歴史のなかでさまざまなメニューが考案され、多彩な味が楽しめます。無性に町の中華屋さんが恋しくなる人も多いでしょう。

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しかし残念ながら、糖質オフ健康法を実践する人にとって、中華料理はかなりの注意を要します。なぜなら小麦や砂糖をたっぷりと使っているお店が多いからです。

中華料理で最も身近なメニューといえば、ラーメンですね。日本人はとくにラーメンが好きですが、中華麺には1食あたり約70グラムもの糖質が含まれています。

同じく餃子も人気のメニューです。しかし餃子の皮が問題。小麦粉からっくられており、1人前を食べると約20グラムの糖質が体内に入ってきます。

春巻やシューマイなどの点心類も皮に小麦粉が使われているのは同じです。中華料理店のランチには、よくラーメン・餃子・ミニ炒飯といったセットがありますよね。

炒飯は米を使っていますから、このセットはトリプルパンチの威力をもっていることになります。とろみを使ったメニューが多いのも中華の特徴です。

たとえば、カニ玉、八宝菜、酢豚など。このとろみには片栗粉が使われています。こうした庶民的な料理だけではなく、北京ダックのような高級料理も糖質たっぷりです。なにしろパリパリに焼いたダックを、小麦粉を使った薄い皮で包んで、甘いタレにつけて食べるわけですから。

こうして見ていくと中華料理はメニュー選びに苦労することがおわかりかと思います。もしもつきあいで中華料理店に行った時は、ラーメンは無理として、砂糖使用の少ない惣菜を選び、とろみのあるメニューでは具材だけを食べるなどの工夫をしましょう。

参考までに、比較的糖質の少ないメニューを紹介しておきます。パンパンジーやジャーチャンドーフ、野菜や魚介類の塩抄め、牛肉とピーマン抄めなどはわりと安 心です。上手に選んで楽しんでください。どうしても食べたい場合は、最初に食物繊維の多いきくらげの入った料理を1品食べてからにしましょう。本当はそれでもNGです。

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外食をする際の店選びとして、最も理想的なのは居酒屋です。単品メニューがとても豊富で、それだけ糖質の少ない料理が数多く用意されているからです。

たとえば、お刺身。旬の味わいをリーズナブルな価格で楽しめます。また豆腐料理やサラダ、焼き魚、野菜抄め、地鶏の串焼きと理想的なラインナップといえるでしょう。

さらにいいのは、こうした料理の味つけが基本的にシンプルであること。砂糖のことはほとんど心配する必要がありません。まさに糖質オフ健康法実践者のオアシスといえるでしょう。

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会社の同僚や友人知人たちといっしょに行けるのはもちろん、ひとりでも気軽に入れます。居酒屋と同じように、焼き鳥店もオススメです。選べるメニューは居酒屋よりも少なくなりますが、仕事帰りにふらりと立ち寄れる点はやはり魅力ですね。

焼き鳥を食べる時はタレではなく、塩で注文するようにしましょう。いうまでもないことでしょうが、タレには砂糖が使われているケースが多いからです。

これもいわずもがなのことかもしれませんが、飲みものをオーダーする時の決まり文句「とりあえず、生ビール! 」にはご注意を。最初の1杯は目をつむるとして、2杯目からは焼酎やウィスキーなどの蒸留酒にしてください。国産の蒸留酒なら泡盛がおすすめです。

1杯目から蒸留酒を注文するようになると、かなり筋金入りの糖質オフ健康法実践者になってきたといえますね。居酒屋や焼き鳥店に仲間たちと行くと、時間を忘れてついつい長居してしまいがち。

たまには息抜きも必要なので、それ自体はかまわないと私は思います。おいしいものを食べて飲んで、仲間とワイワイ騒ぐのはストレス発散にもつながります。

私としては、糖質オフ健康法の話題でも花を咲かせていただきたいところです。ただアルコールで気が大きくなって糖質にふと手をのばす... ... という点にだけはお気をつけて。

お酒もウィスキーやブランデーなら制限がない

和食というと、みなさんは「ヘルシーな料理」というイメージをもっていると思われます。 かつて肥満が深刻化するアメリカで和食ブームが起きましたが、それも和食のヘルシーさに注目してのことでした。一時期、マドンナが和食を取り入れてとても人気に火がつきました。

しかし糖質オフの観点から見ると、じつは和食はあまり歓迎できる料理ではありません。なぜなら多くの和食の店では、料理に砂糖を使っているからです。

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煮ものや煮魚、照り焼き、西京焼き...これらにはすぺて砂糖が使われています。高級料亭だからといって油断はできません。料亭ではコースで料理を供されるこさきづけとがほとんど。先付・煮もの・蒸しもの・酢のもの・和えもの・焼きもの・汁もの・ご飯ものなどから構成されていますが、このうち安心して箸をつけることができるのは、焼きものと汁ものだけです。

高級料亭は味つけにも凝っているので、砂糖が使われるケースが多いのです。それでも接待などで、和食のコースを食べる機会もあることでしょう。そういう時の注意点としては、小麦粉を使っているてんぷらの衣は食べ過ぎない、焼き魚はみりんを使った照り焼きではなく塩焼きにしてもらう、煮魚や煮ものはつゆを極力つけない... といったことが挙げられます。

なお、寿司は白米をたっぷり使っている上に、その酢飯には砂糖が入っているのでNG。糖質オフ健康法的には、ヘルシーとはいえない料理になってしまいます。ただ素材をそのまま活かすお刺身は、もちろん大丈夫です。

糖質制限に向かない和食メニュー

割としょっぱく感じていても砂糖がたっぷり使われているので砂糖の甘みをあまり感じないというケースが多々あります。これは、糖質オフを実践する場合、とてもネックになります。

  • 煮物
  • 寿司
  • 煮魚
  • 和え物
  • 天ぷら
  • 照り焼き
  • すき焼き
  • 西京焼き

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外食をする際の選択肢として、ぜひとり入れてほしいのが洋食系のレストラン。ここではフランス料理とイタリア料理、そして地中海料理についてふれてみることにしましょう。

まずフランス料理ですが、パンとデザート以外は基本的に何を食べても大丈夫です。フランス料理ではバターなどの乳製品をたっぷりと使います。従来のカロリー神話によれば、ダイエットをしている人にとって鬼門になるはずです。しかし糖質オフ健康法では気にする必要はありません。

代表的な料理をいくつかあげてみましょう。前菜として出てくるのが魚介類と野菜のカクテルやムース、フォアグラのソテー、田舎風お肉のテリーヌなど。魚料理では鮮魚のポワレや香草焼き、魚介の煮込みブイヤベースなど。肉料理は、仔牛・仔羊・ジビュのグリルやロースなどとなります。

イタリア料理は糖質を含む料理が多めです。パンにパスタ、ピザ、リゾットなどがそうですね。しかしこれらを避けさえすれば、その豊かなメニューが楽しめます。

前菜として楽しめるのは生ハムにソーセージ、肉や魚のカルパッチョ。メインは魚介類の煮込みアクアバッツァ、エビやイカのフライ、ミラノ風カツレツ、鶏肉の煮込みカチャトーラなどがあります。

なお、フレンチにしてもイタリアンにしてもコース料理を頼むとデザートがついてきますが、これはパスしてチーズに変えてもらうようにしましょう。チーズなら安心して食べることができます。

地中海料理のいいところは、オリーブオイルをたっぷりと使う点です。オリーブオイルを伝統として食生活に使ってきた人たちには、心筋梗塞が少ないことが判明しています。

ギリシャ・ローマ時代からの天然便秘薬「オリーブオイル」

また、地中海料理は糖質制限食に次いでダイエット効果が高いというデータも発表されているほどなのです。それに地中海料理は海の幸もふんだんに使うので、健康的ですね。

糖質オフ効果

糖質制限食には「プチ」「スタンダード」「スーパー」のレベルがありますが、いずれにも共通するのは夕食を塘賞オフにすることです。

理由は、夕食をとったあとは活動量がグンと減るため。とくに睡眠に入ると、からだも脳も休息状態になります。

夕食で糖質をとってしまうと、それが使われずに脂肪になってしまいやすいのです。だから夕食にはとくに気をつけていただきたいと思います。

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夜の外食というと、「会社帰りに1杯」「休日に家族でお出かけ」「デートでレストランヘ」といったパターンが考えられますね。それぞれについて考えてみましょう。

まず会社帰りに1杯やる場合は、つまみに気をつけてください。ベターなつまみは、肉や魚をシンプルに調理したものと野菜。くれぐれもシメのラーメンは控えましょう。

ビールはもちろん最初の1杯だけです。家族で外食をするとなると、ファミリーレストラン・焼肉店・回転寿司がポピュラー です。ファミレスはご飯やパンのついたセットものが多いようですが、これは避けて単品メニューにします。ポテトやパスタなどのつけあわせは残します。焼肉店の場合、気をつけたいのがタレです。砂糖が多く使われていることがあります。今はタレを数種類用意している店も多くなっているので、甘くないタレで食べるようにしましょう。

あらかじめタレにつけこんでいる肉もありますが、これは砂糖が使われている可能性が高いので注文はパスしましょう。回転寿司は完全にアウトです。しやりは白いご飯に砂糖を入れていますから、糖質のダブルパンチをくらってしまうことになります。

デートでレストランとなると、少しいい店に行きたくなるもの。フレンチやイタリアンはいいのですが、中華や和食はかなり注意が必要です。それぞれの詳細については、次ページ以降でお話しすることにします。

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ランチはおかずを選べる定食店を選ぶ

会社勤めをしている人は、ランチは外食というケースがほとんどでしょう。同僚たちと連れ立って、近くのお店ののれんをくぐるというケースですが、糖質オフをしていると入れる店の選択肢も狭まってきます。

たとえば、ラーメン店や寿司店は無理。だからといって同僚たちの誘いを断るのも気が引けます。その場合、どうすればいいのでしょう?ひとつには、重症の糖尿病でないなら「いっそのこと昼食のみは糖質をとろう! 」と割りきってしまうことです。

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朝食と夕食を糖質オフにするスタンダード糖質制限食の実践ですね。昼は糖質オフの息抜きをしてください。もし可能なら、玄米食を出すお店を見つけておきたいものです。玄米食なら真っ白なご飯よりも少しマシですから。最近は健康志向のお店も増えているので、見つけるのはそうむずかしくないはず。

また、今はおかずが選ぺる定食店も増えています。それを利用して、おかずメインにしながら、ご飯は食べないという方法もありですね。お弁当を持参できる人は、前夜の残りものを詰めましょう。

「糖質オフ弁当」としてランチタイムを乗り切ることができます。次に、コンビニ活用術のところでいったように、コンビニの食べものを利用するという方法もあります。

サラダをはじめとする惣菜でお腹を満たします。また、会社の近くにスーパーマーケットがあったら、それも利用するといいですね。コンビニよりも種類が豊富で、値段も比較的安くなります。

朝食のところでふれたファストフード店のサイドメニューや牛井ライトといったメニューも選択肢のひとつ。営業などで外回りをしている人にとっては、利用価値が高いと思います。もうひとつ付け加えれば、昼食そのものを抜くというやり方もあります。午後か朋らの仕事に支障をきたさないと思うならば、試してみるのもいいでしょう。

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「朝はどうしてもバタバタしてしまって、朝食をとる時間がない」という人もたくさんいらっしゃいます。朝食抜きのライフスタイルに関して眉をひそめる識者もいるようですが、私は「朝食抜き、おおいにけっこう」だと考えます。

糖質オフ健康法を実践する人は無理して朝食をとる必要はありません。人間が1日3食とるようになったのは、ほんの200~300年前。日本では江戸中期以降のことで、ヨーロッパでも18 世紀になってからです。

700万年にのぽる人類の歴史のなかで1日3食の時期なんてゼロに等しく、朝食を抜いて1日2食にするのは不自然でもなんでもありません。実際、私も34歳から62歳の現在まで、1日2食の生活を続けていますが、からだは至って快調です。それでもやっぱり朝は何かを食べたいという人は、糖質の少ないメニューを選ぶようにしましょう。

糖質制限食を実践するに当たって外食がの多い人があきらめてしまうケースが多いことをよく耳にしますが、それに関していえば、朝の外食といえばファストフード店が思い浮かびますね。ハンバーガーショップでは、ハンバーガーは食べずにチキンナゲットやサラダなどのサイドメニューを選ぶようにしましょう。

また、牛井店の「すき家」には糖質オフにふさわしいメニューがあります。『牛井ライト』といって、ご飯の代わりに豆腐を使っているメニューです。サイドメニューもサケやサラダなど充実しているので利用価値は高く、数分で出てくるのも忙しい朝にはピッタリですね。

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今や街のいたるところにあるコンビニエンスストア。糖質オフ健康法を実践する人にとって、このコンビニは力強い味方になってくれます。なぜなら、糖質制限食に向いた食品が多彩にそろっているからです。

といっても、もちろんご飯を使っているお弁当類のことではありませんよ。単品の惣菜メニューが充実しているため、かなり重宝するのです。

代表的なものとしては、サラダが挙げられます。ツナサラダやチキンサラダ、豚しゃぶサラダなど種類も豊富ですから、日替わり感覚で楽しめます。

ただしマカロニサラダやポテトサラダは糖質が多いので避けるようにしてください。またドレッシングにも要注意。甘みを加えているケースが見受けられるため、できればマヨネーズを使うようにしましょう。

ほかの惣菜としては、ゆで卵や豚肉ソーセージ、冷や奴、納豆、枝豆などがあります。コンビニを利用する人は多くても、惣菜コーナーに目を向ける機会は少なかったはず。一度チェックしてみてください。

その充実ぶりに目を見張ることうけあいです。私もランチをゆっくりととる時間がない時は、コンビニを利用します。お気に入りは蒸し鶏サラダ。あと、冬はおでんがうれしいですね。卵やダイコン、厚揚げ、こんにゃく、すじ肉など脂身が少ない臭が勢ぞろいしています。

ただ煮汁が甘い時は注意しましょう。飲まないにこしたことはありません。また会社帰りにお酒のつまみを仕入れていく場合もあると思います。ナッツ類やスルメなど糖質オフにふさわしいつまみの種類が多いのも、コンビニのありがたいところです。

このようにコンビニは糖質オフに向いた食品がたくさんあり、しかもお店を見つけかのも簡単で、営業時間も24時間と至れり尽くせりです。利用価値はかなり高いといっていいでしょう。

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