健康な肌は、洗いすぎないことが大切

日本人はいつからか、細菌があるというと大騒ぎをして除菌・殺菌に熱心になり、なんとなく不潔っぼい気がする、菌が繁殖してしまうかもしれない、と思えばすぐにしゅっと除菌スプレーを使います。

普通に使っていればたいして菌などつかないだろうと思われる商品にまで抗菌効果が宣伝されています。こうして日本人はかえって雑菌に弱い体質になり、海外旅行にいくと水を飲んで下痢をしたり、体調を崩したり、病気になったりする人が多いのです。

普段から清潔すぎる環境というのもよくないと言われています。マウスの実験で言えば、一度も細菌にさらされることなく無菌飼育されたマウスは、免疫系がきわめて弱いのです。雑菌の多い室外に出せば、またたく間に菌に感染して死んでしまいます。

これは、人間も同じで、ある程度雑菌のいる環境にいたほうが、免疫系が鍛えられるのです。海外の衛生環境の悪い地域では、病気にかかる率が高い一方、アトピー性皮膚炎や花粉症などアレルギー症状が見られないこともよく指摘されます。

肌の脂は、大事な防御壁

日本人はだいたいお風呂好きです。旅行と言えば、いつの時代も、どんな人にも温泉地が大人気でしょう。後で述べますが、体を温めることは万病にいいのですから、湯船に浸かってゆったりリラックスすることは心身に大きな効果が期待できます。

ただし、体にいいのはここまでです。気持ちのいいお風呂をさらに快適にしようと、さまざまな石鹸やらボディウォッシュやらナイロンタオルなどが売られています。ところが、これらを使って毎日体を念入りに洗えば、汚れだけではなく病気をはねのける皮膚の力までそぎ落とすことになります。

そもそも毎日ゴシゴシこするほど、現代の生活は体が汚れることなどないでしょう。もともと日本人の体の表皮は、非常に薄くて弱い。人種的に、黒人や白人は表皮が厚くて水分の含有量が多いのに比べて、東洋人、特に日本人の肌は薄くて水分の含有量が少ないのです。

体の皮膚表面には皮脂があり、アレルギーの元になるダニやカビが皮膚から侵入しょぅとするのを弾き飛ばします。たとえば、日本人にアトピー性皮膚炎が多いのは、石鹸でこの皮脂を洗い流してしまうことに一因があると考えられます。

アトピー性皮膚炎は、肌の厚い黒人や白人にはあまり見られません。しかし、日本人と皮膚の似ているモンゴル人も、田舎のパオ(移動式住居)で暮らしているような人々には少ないのです。この地で暮らす人には、お風呂に入る習慣がないからです。

子どもにアトピー性皮膚炎が増えているのも、赤ちゃんのときから体を石鹸でゴシゴシ洗われたのが原因とも言えるでしょう。

真面目で几帳面で育児熱心なお母さんほど、赤ちゃんがちょっと汚れても湿疹が出ても、あわてて石鹸をつけて洗い流します。

赤ちゃん用石鹸の消費量とアトピーの患者数は比例していて、この消費量が世界でもっとも多い日本にアトピーは一番多いのです。今は韓国などでも石鹸の使用量が、アトピーともに増えつつあります。皮肉なことに、育児にズボラな母親より、愛情と時間をたっぷり注いでいる母親のほうが、子どもをアトピーにしてしまう可能性があるのです。

大人も同様で、石鹸で肌をゴシゴシこすることは、弱い皮膚から皮脂をはがし、さらにその皮膚を傷つけるようなものです。韓国式アカスリが人気ですが、これも気をつけなければなりません。あか肌の表皮が垢になってはがれ落ちれば、新しい皮膚がどんどんできますが、しよつちゅうアカスリをしていれば、新しい皮膚は弱いうちに外気にさらされるのでひび割れてきます。

するとかゆくなって、かけば皮膚を傷つけてまたかゆみが出てくる、という悪循環に陥ってしまいます。老人性の皮膚のかゆみも、かけばかくほど皮膚が傷ついて、さらにかゆくなります。風呂に入っても石鹸でゴシゴシ体を洗わないこと。脂ぎつた年齢ならまだしも、年齢とともに壕脂は減っていきますから、乾燥肌が気になる中高年は、特に気をつけたいものです。

また、アレルギー症状を引き起こすものと言えば、ダニやカビが大きな原因です。しかしながら、日本人の暮らしは、かえってダニやカビの温床になっているケースが多くあります。

たとえば新築のマンション。雨戸のないマンションでもサッシがしっかりしているので断熱性は抜群。一部屋ある畳の部屋は、洋風の生活に合わせてふかふかのカーペットを敷いている。もちろん各部屋に冷暖房付き。こういう部屋は、風の流動が少なく、常にある程度の湿度と温度があります。

実はこういう部屋こそ、一番ダニやカビを繁殖させやすいのです。暖房をすれば乾燥しがですが、畳の上に絨毯を敷いた場合、その間に湿気が保たれますから、ダニとカビにとっては非常に居心地のいい湿度と温度になるわけです。

こうした環境に住んでいると、アトピー性皮膚炎などアレルギーを発症しやすくなります。外のホコリを入れまいと、窓を閉め切っていればなおさらです。断熱性の高い家であれば、絨毯などは敷かずにフローリングにしておくのが一番です。

スキンケア用3点セットを実際に使った使用感

美肌精油ジェルは、林医師が考案したアトピー患者さんのためのスキンケア商品。1997年にボディーソープ、整皮ジェル、保湿クリームの3点セットになった15年以上経過する商品で信頼のおけるロングセラー品。

洗顔をすると、かさついてしまう人向け。汚れを落とし、しっかり保湿で肌を強化します。スキンケアにより肌を整え肌の免疫力をアップさせアトピーを撃退するアトピー肌用のスキンケア3点セットです。最初にボディーソープ整皮ジェル保湿クリームの順にスキンケアを行います。

アトピー・脂漏性皮膚炎関連 リンク

出産後、乾燥肌によるかゆみに悩まされストレスでしんどい

美肌精油ジェルを試したら、あれほどの全身をかきむしるぐらいにひどかったかゆみが改善し、身も心も、ほんとうにらくになりました。かゆみというのは、ストレスそのものです。

子どものころから肌が丈夫だったので、特別なケアをしなくても、長年トラブルなしで過ごせました。「若いころは体を動かすことが大好きで、夏は海水浴、冬は雪山でのスキー、春と秋はテニスに熱中していました。

いま振り返ると、1年じゅう外で紫外線を浴びているような生活でしたが、日焼けをして皮がむける以外に肌の不調は起こりませんでした。

20代半ばで結婚してからスポーツをする機会はぐっと減りましたが、外出するのは大好きなので、友達と食事や買い物にしょっちゆう出かけていました。ところが、32歳のときに出産をしてから、体に異変が起こりはじめました。

長男を出産してからは育児が忙しくなり、ほとんど外出できなくなってしまったんです。1日じゆう家にいることでストレスも感じていましたが、しだいに肌の乾燥が気になりはじめました。湿疹は出なかったのですが、とにかく皮膚がかゆいんです。特に顔の乾燥がひどく、毎日肌をかきむしっているうちに、顔全体が赤くむくんでしまいました」皮膚科を受診したところ、林田さんの症状はアレルギーによるものと診断されたとのこと。「皮膚科から処方された保湿剤を使っても、かゆみはまったく治まりませんでした。顔がかゆいので化粧をすることができず、人と会う約束をするたびに気が重くなりました。顔の赤みがひどいときには、人と会うことをさけるようになりました。

昔の自分とあまりにも違う姿を鏡で見るたびに悲しくなって、毎日ため息をついていました。アレルギーの肌向けに市販されているスキンケア製品を、いくつも試しました。「雑誌やインターネットで情報を探して、評判のいい製品はすぐに試していました。スキンケア製品はもちろん、アレルギー体質を改善させるといわれている水を取り寄せたり、美肌効果があるという温泉を訪れて、毎日入ったりしました。

それでも肌の乾燥とかゆみは、なかなか改善しませんでした。その後、50代を迎えた私の肌は、乾燥がさらに進行。毎日、顔に粉がふいたような状態になってしまいました。ちょうどほてりや倦怠感といった更年期の症状に悩んでいた時期だったので、ホルモンバランスの乱れが肌の乾燥を加速させたのかもしれません。

婦人科で漢方薬を処方してもらうと、更年期の症状はだいぶ和らいだのですが、肌の乾燥とかゆみに変化は見られませんでした。

使用当日からかゆみが治まった

そんなときに美肌精油ジェルの存在を知り、美肌精油ジェルはアトピーだけでなく、大人の乾燥肌や敏感肌の改善も期待できると知って、とても興味を持ちました。それまでいろいろなスキンケア製品を使ってきましたが、アレルギーの専門医が開発したものは初めてだったので、すぐに取り寄せてみました。

朝の洗顔時と毎晩の入浴時にボディソープで顔を洗い、その後は整皮ジェルを顔全体にていねいに塗り、最後に保湿クリームを薄く塗って仕上げました。

届いた日の夜から使いはじめたのですが、驚いたことに就寝時には肌がしっとりとしているのを実感しました。その夜は、何年かぶりにかゆみを気にせずに眠ることができました。

美肌精油ジェルを使いはじめて1ヶ月。長年、私を悩ませていた顔の乾燥は落ち着きを口見せて、かゆみも軽くなりました。

いまも美肌精油ジェルを愛用していますが、使いつづけるうちに、少しずつ肌がしっとりしていきました。

小学生で発症したアトピー。入学、卒業、引っ越しや出産のたびに悪化

私がアトピーになったのは、小学六年生のときでした。顔のしっしんと首、ひじの内側に赤い湿疹が突然広がりました。

当時を振り返ると自分がアトピーにかかった理由が今になるとわかるような気がします。もともと私の母は、子どもの健康にとても注意している人でした。

私は小さいときから、栄養のバランスが取れた食事が習慣化されてしました。ところが、小学校の高学年になると、生活に少しずつ変化があありました。学校帰りに友達の家に遊びに行って、お菓子をいっぱい食べるようになってしまったのです。

特にスナック菓子が大好きで、毎日のように食べていました。いったん食べはじめるとお腹がいっぱいになるまでやめられませんでした。そのような食生活の乱れが、肌に異常をもたらしたのではないかと、今は思っています。

皮膚科ではアトピーと診断されました。担当の先生からステロイド外用薬を処方されて、「すぐによくなるよ」と励まされたのですが、毎日塗っても改善の兆しはほとんど見られませんでした。

中学校への進学と同時に、転居しました。慣れない土地での生活も、アトピーの悪化に拍車をかけたように思います。

多感な思春期にアトピーを患ったことは、ほんとうにつらい思い出です。心ない言葉を投げる同級生もいて、毎日ストレスを感じながら登校していました。その後、アトピーは成長とともに軽快。ところが、成人後に再びアトピーが悪化したのです。21歳で結婚して、22歳で長女を産みました。子育てで毎日睡眠不足になっていたのか、またアトピーがひどくなってしまったんです。

使いつづけていたステロイドと併用しながら、アトピーにいいと評判のスキンケア製品をいろいろ試してみました。それでも効果を感じたものは、1つもなかったのが正直なところです。

美肌精油ジェル3点セットのおかげ

このまま、一生アトピーとつき合っていくことを覚悟していた時に最初の転機が訪れたのは、30歳になったときのことでした。

アトピーの治療で有名な医師の講演を聴く機会があったんです。その医師が開発したという健康食品を試してみたところ、かなり症状が改善されました。以前のように、子育てをしながら全身をかきむしることが減りました。

もう1つの転機が訪れたのは、美肌精油ジェルの存在を知ったことです。美肌精油ジェルはを開発した林医師も、アトピーの治療で有名な先生とのことで、期待できると思いました。

美肌精油ジェルの3点セットのうち、整皮ジェル保湿クリームを取り寄せ毎晩の入浴後にセットで使ってみました。「実際に美肌精油ジェルを使ってみると、その日のうちに体感が得られました。

飲みつづけていた健康食品ではよくならなかった肌の乾燥が、使った初日から改善したんです。美肌精油ジェルの効果には驚きました。

そのまま使いつづけていると、湿疹やかゆみがどんどん治まっていきました。おかげさまで、長年頼らざるをえなかったステロイドも、いまはいっさい使っていません。以前では考えられなかった、夢のような話です。

手の甲と指間の湿疹、ひび割れが辛かった

主婦湿疹に悩まされるようになったのは乾燥する冬の時期と重なります。年齢もあり、皮膚のバリア機能が低下したことが原因だとはわかっていますがそれでもなかなかよくならずに困りました。

ある日、突然、手の甲と指の間に湿疹が出て、激しいかゆみを感じるようになったのです。市販のかゆみ止め薬を塗っても改善が見られませんでした。皮膚科で診察を受けたところ、主婦湿疹と診断され、ステロイド外用薬を処方されました。これまでアレルギーなどの症状とは無縁だったので主婦湿疹と言われて驚きました。石けんや洗剤を自然の天然素材のものに替えましたが症状は変わりませんでした。

多くの主婦湿疹の患者さん同様、発症と同時に乾燥肌にも悩まされました。ステロイド外用薬を塗っても肌にひび割れが起こり、家事をするさいには、水がふれるだけでも痛みを感じました。

湿疹だらけの手を見られるのが恥ずかしく、外出するときは、いつも薄い綿の手袋が手放せませんでした。

夏は不自然に見られるので、外出嫌いになってしまいました。熱心に通院を続けていたにもかかわらず、症状はしだいに悪化。毎日真っ赤になった手を眺めながら、落ち込んでいました。そんなときに美肌精油ジェルの存在を知りました。

美肌精油ジェルで家事をしてもかゆくない!湿疹も消えて2年後も美肌を維持

美肌精油ジェルは、乳幼児だけでなく大人の敏感肌や乾燥肌にも効果が期待できると知り、すぐに試してみたくなりました。

主婦湿疹はアトピーの肌と同様に、肌が乾燥して皮膚のバリア機能が衰えているのが特徴です。バリア機能が衰えると外からの刺激を受けやすくなり、かゆみや痛みとなって現れます。水仕事などの家事をする機会が多い主婦の場合は、洗剤に含まれる化学物質が刺激となることも多いのです。

記事によると、美肌精油ジェルは整皮ジェルで肌に水分を補給をした後に、撥水カの強い保湿クリームを塗ることで皮膚にバリアを張って、外からの異物の侵入を防ぐとのことでした。わかりやすいしくみに説得力を感じ、試してみょうと思ったのです。

美肌肌精油ジェルの3点セットを購入し、毎晩の入浴時にボディソープ(肌の油分を落としすぎずに洗浄) で患部を中心に全身を洗った後、整皮ジェル( 肌への水分補給と抗菌・抗炎症作用)と保湿クリーム(皮膚のバリア機能を保護) をていねいにケアしました。

「美肌精油ジェルの効果は、翌朝、起きたときにすぐわかりました。寝ている問にかゆみをまったく感じなかったのでぐっすり眠ることができました。

わずか1日でかゆみが治まったことに驚きました。症状はどんどん改善し、10日後には手の甲と指の間にあった湿疹がほとんど消失しました。「使いはじめてから1ヶ月後に病院へ行くと、医師はあまりの改善ぶりに驚いていました。

薬は不要になって、水仕事をするのが怖くなくなりました。2年が過ぎたいまでも、スべスベの肌を保っています。

湿疹が消失せずにあちこちの病院を受診

アトピーと診断されたのは、娘が1歳のころでした。赤ちゃんのときは肌に問題などなかったのですが、1歳になると、首筋や手首に赤い湿疹が目立つようになりました。乾燥する季節だったのでアトピーによる症状なのか、乾燥なのか原因がわかりずらかったというのもありました。しかし、湿疹はみるみる体全体に広がってしまいました。病院を受診すると心配していた「アトピー性皮膚炎」の診断を受けました。

非ステロイド系の塗り薬が処方されました。病院の薬なら大丈夫だろうと改善を期待しましたが、塗っても変化が感じられず、がっかりしました。クチコミの評判を頼りに何か所も病院を回って、違う塗り薬や漢方薬も試してみましたが、目立った効果は見られませんでした。

特に症状がひどかったのは、首すじとひじの内側、ひざの裏側でした。また、冬になると乾燥がひどくなるのか、かゆみのストレスで、全身をかきむしってしまいました。

症状が悪化すると、ジュクジュクとした惨出液(血管外に出る血液成分) が患部からにじみ出るようになりました。

かゆみのあまり、夜中に何度も目がさめるので、朝、は、いつも眠そうでした。なんとか娘のアトピーを治してあげたい一心で、アトピーにいいといわれるものは、積極的に試してみました。

出血や滲出液が止まり笑顔も

天然素材の石けんやボディソープ、保湿クリーム、健康食品や飲み水にいたるまで、毎日のように雑誌やインターネットでアトピーに関する情報を集めて購入していました。そんな中で出合ったのが、美肌精油ジェルでした。アトピーの専門医である林隆博医師が開発し、驚異的なアトビーの改善効果が期待できるスキンケアの3点セットでした。

毎晩の入浴時にボディソープ(肌の油分を落としすぎずに洗浄) で全身を優しく洗い、入浴後は整皮ジェル(肌への水分補給と抗菌・抗炎症作用)を、15分後に保湿クリーム(皮膚のバリア機能を保護) を薄く塗ると、1週間後には目に見える形で変化があらわれはじめました。

美肌精油ジェルを使ってとにかく驚いたのは、かゆみが劇的におさまり、体をかかなくなったことです。汗ばむ夏でもかゆみを訴えることが、はとんどなくなりました。

かゆみが治まって肌をかかなくなると、穆出液が出なくなって、全身の湿疹もしだいに消えていきました。肌がきれいになるにつれて、精神的にもとても楽になっていきました。

治りにくい主婦湿疹も治す

水仕事で肌のバリアが不安定になりやすい主婦湿疹

美肌精油ジェルはアトピーのスキンケアだけではありません。敏感肌や乾燥肌にも有効であることがわかっています。

たくさんのうれしい報告をいただいているものに「主婦湿疹」があります。主婦湿疹は、その名のとおり、主婦や家事を行う女性の手に多く見られる肌の疾患です。

水仕事をくり返すことで肌を守るバリアである皮脂膜が薄くなり、外部からの刺激に弱くなる症状です。家事をする機会が多い女性の手は、皮脂膜が薄くなった表皮から、洗剤などに含まれる化学物資が入り込みやすく、炎症を起こしやすいのです。特に冬場の乾燥時期は特にひどくなる傾向にあります。

皮膚のバリア機能が低下した肌には、水分補給や保湿だけでなく、細菌の感染を防ぐ「抗菌」も欠かせないことがわかりました。「洗浄・水分補給と抗菌・保湿」のすべてができる美肌精油ジェルをならではの効果が期待できます。

男性は40歳ごろ、女性はなんと30歳ころから体内のホルモンの分泌量が変化しはじめ、皮膚の外側を覆う皮脂膜が薄くなっていきます。皮脂膜が薄くなると皮膚内の水分が蒸発しやすくなり、肌は乾燥します。

加齢によって変化が起こるのは、皮膚の外側だけではありません。皮膚の内側で肌のうるおいを保つ役割を果たしているコラーゲン やセラミド(表皮に多く含まれる脂質の一種) も、加齢とともに減少してしまいます。

このように中高年の肌は、皮膚の内側と外側から水分と油分が失われていくのが特徴です。皮膚のバリア機能が衰えた肌は、アトピーの肌とまったく同じ状態で、ダニや細菌が容易に侵入しやすくなります。

肌は乾燥するとかゆみを感じる神経が伸びる性質があるため、かゆみを感じやすくなって炎症を引き起こすのです。

乾燥肌に悩む中高年の中には、「うるおい= 油分」と考えている人が少なくありません。入浴後にべピーオイルやワセリンなどの油分をいきなり肌に塗る方がいますが、肌にとっては逆効果です。乾燥した肌に油分を直接塗ると毛穴がふさがれ、新陳代謝が衰えます。塗りすぎた油分はダニや細菌のエサになるため、炎症が悪化するおそれもあります。

肌のうるおいを維持するには水分と油分の同時補給がポイント

一方、乾燥した肌に水分だけ与えるのも間違いです。入浴後、ブヨブヨにふやけた指は確かに水分に満たされていますが、うるおいのある肌とはいえません。

肌のうるおいを保つためのスキンケアとは、適量の水分と油分を補給することです。美肌精油ジェルの3点セットに含まれる整皮ジェルは、乾燥した肌に水分を与え、同時に抗菌をすることができます。整皮ジェルの後に塗る保湿クリームには強い撥水カがあり、クリームの膜が皮脂膜の代わりを果たします。

保湿クリームは、補給した水分の蒸発を防ぐだけでなく、膜のバリアによってダニや細菌の侵入を防ぎながら、整皮ジェルの有効成分を皮膚内に閉じ込めて、浸透を促進させる効果もあります。

先に述べたように、皮膚のバリア機能が壊れた中高年の肌は、アトピーの肌と同じ状態です。皮膚のバリア機能が極めて弱い状態なのです。そうした皮膚にあったスキンケア方法が必要なのです。

アトピーの患者さんの肌はバリアの機能が低下

美肌精油ジェルは、林医師が考案したアトピー患者さんのためのスキンケア商品。1997年にボディーソープ、整皮ジェル、保湿クリームの3点セットになった商品として販売。

19年もの間、アトピー性皮膚炎(脂漏性皮膚炎)患者さんに支持を集めているスキンケア商品です。世の中にアトピーや敏感肌用のスキンケア製品は多くりますが、ほとんどは発売から数年で消えてしまいます。

肌の表面には、皮脂膜と呼ばれる薄い油の膜があります。皮脂膜は肌を守るバリア(防壁)のような存在で、アトピーを悪化させるダニや細菌といったアレルゲン( アレルギーを引き起こす物質) の侵入を防いでいます。

アトピーの患者さんは、皮脂の分泌カが低下し、皮脂膜がとても薄くなっています。皮脂膜が薄い肌は、城壁のないお城のようなもの。

外部からダニや細菌が簡単に侵入できるようになり、肌は感染を起こしやすくなります。バリアがないと皮膚内の水分が蒸発しやすくなり、皮膚の細胞間にすきまができます。これらすべてを総称して、「皮膚のバリア機能の崩壊」と呼びます。皮膚のバリア機能が弱まると肌は刺激を受けやすくなり激しいかゆみや炎症を引き起こすのです。

美肌精油ジェルはどんなアトピーにも有効、ステロイドとの併用も可

皮膚のバリア機能を回復させるには、どうしたらいいのでしょうか。重要なのは以下の3点を踏まえたスキンケアになります。

  • 洗浄皮脂膜を落としすぎずにダニや細菌、ダニのエサになるアカを洗い落とす
  • 水分補給と抗菌水分が蒸発して乾燥が加速するアトピーの肌に水分を補給し、抗菌をしてダニやカビから肌を守る
  • 保湿クリームの膜で補給した水分を守り、乾燥を防ぎます。

この3点を実現するのがまさに美肌精油ジェルの3点セットです。ボディソープで皮脂膜を守りながら肌の汚れを落とし、整皮ジェルで肌に水分補給をしながら抗菌をします。最後に塗る保湿クリームは、クリームの膜が皮脂膜の代わりとなって、皮膚のバリア機能を回復させます。

美肌精油ジェルの3点セットを使うことで、肌のかゆみ・炎症・乾燥が抑えられ、アトピーを改善する効果が期待できるのです(単品での使用も可能)。

アトピーには紅斑(赤みのある湿疹) や鱗屑(肌が乾燥し、魚のウロコのようにはがれた状態)など、さまざまな症状がありますが、美肌精油ジェルは、どんなアトピーにも有効です。

現在、ステロイド外用薬をはじめとする薬を使って治療している患者さんが、美肌精油ジェルを使っても問題はありません。その場合は、ボディソープで洗浄して整皮ジェルを塗った後に処方されている薬を塗り、その上から保湿クリームを塗るようにします。

保湿クリームで「ふた」をすることで、整皮ジェルと薬の有効成分が浸透しやすくなります。治療と併用しながら美肌精油ジェルを使うことで皮膚のバリア機能が回復し、ステロイド外用薬による治療を早く終えられた、という人も多数いらっしゃいます。

保湿クリーム

品名:ベストトリム

西焼津こどもクリニックの林隆博医師(小児科・皮膚科)が乳酸菌でアトピー性皮膚炎を予防する方向で開発した商品。

美肌精油ジェルの3点セットの最後に使う保湿クリームは、特に中高年の人におすすめします。 加齢がすすんだ中高年の肌は、どうしても皮脂の分泌カが低下しています。皮脂膜が薄くなっている中高年の肌は、アトピーの肌と同じように、バリア機能が著しく低下しているのです。

そのような中高年の肌には、美肌精油ジェルの保湿クリームが威力を発揮します。クリームの膜が皮脂膜の代わりになって整皮ジェルの有効成分を皮膚の中に閉じ込め、整皮ジェルの水分補給・抗菌効果をより高めることができます。

その結果、肌の新陳代謝が正しく働くようにはって皮膚のバリア機能が回復します。保湿クリームには、アンチエイジング(抗加齢) 効果も期待できます。肌の老化を招く最大の原因は、過剰に浴びてしまう紫外線です。美肌精油ジェルの保湿クリームは、紫外線のUVA ( シミ・シワの原因になる紫外線) を83% 、UVB ( シミやシワのはか、皮膚ガンの原因にもなる紫外線) にいたっては、95% も防ぐことができます。

本製品(ベストトリム 保湿クリーム)はボディソゥプ、整皮ジェルの3点で使用します。

内容量 100g
原材料 水、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、BG、酸化チタン、ジグリセリン、デキストリン、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ベヘニルアルコール、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ペンチレングリコール、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、ステアロイル乳酸Na、ジメチコン、ヒアルロン酸Na、アシタバエキス、ソウハクヒエキス、オウゴンエキス、カンゾウ葉エキス、アミノカプロン酸、トコフェロール、水酸化Al、シリカ、(ジメチコン/メチコン)コポリマー、カルボマー、水酸化Na、シメン-5-オール、フェノキシエタノール、ラベンダー油

ご使用方法 適量を手にとり、お肌全体になじませてください。外出時などは約2~3時間ごとに塗りなおしてください。また夏場など紫外線が強い場所では通常より厚く塗ってください。
ご利用上の注意 清潔な手指でお取り扱い下さい。 目に入った場合は直ちにきれいな水で洗い流して下さい。 使用中または使用後に赤み・腫れ・かゆみ・刺激などの症状が出たときは、ご使用を中止して下さい。 上記のような症状が強く現れた場合は、皮膚科の専門医を受疹されることをおすすめします。 一度容器から取り出した化粧品は、元に戻さないで下さい。



整皮ジェル

商品名:コンビトリム

西焼津こどもクリニックの林隆博医師(小児科・皮膚科)が乳酸菌でアトピー性皮膚炎を予防する方向で開発した商品。

ボディソープの次に使う整皮ジェルは、肌に水分を補給しながら、同時に抗菌をすることができます。特にアトピーの肌に顕著な効果を発揮します。

整皮ジェルには、アトピーを悪化させる「ダlこに対する防御作用が認められているヒノキチオール( ヒノキ葉由来の精油)を配合しています。ヒノキチオールは天然由来の物質の中で、ダニが嫌う成分です。

整皮ジェルは乾燥した肌に水分を補給するだけでなく、皮膚に炎症を引き起こす最大の敵ともいえるダニから肌を守ってくれるのです。

乾燥肌とかゆみの関係にもふれておきましょう。肌が乾燥すると、表皮からケラチナサイトと呼ばれる物質が分泌されます。

ケラチナサイトはかゆみを感じせんいる神経線維を伸ばし広げる性質があるため、乾燥肌の人は神経線維の先端が表皮の最上部まで伸びてしまいます。当然、表皮に付着したダニや細菌からの刺激を感じやすくしてしまうのです。整皮ジェルは、頭皮にできたアトピーの湿疹に使っても、まったく問題ありません。

本製品(コンビトリム 整皮ジェル)はボディソゥプ、ベストトリム 保湿クリームの3点で使用します。

内容量  100g
原材料 水、グリセリン、エタノール、BG、キシリトール、ヨーグルト液(牛乳)、カミツレ花エキス、グリチルリチン酸2k、ピリドキシンHCl、ティーツリー葉油、ヒノキチオール、ハッカ油、カルボマー、キサンタンガム、PEG-40水添ヒマシ油、シメン-5-オール、水酸化Na、フィチン酸
ご使用方法 洗顔後、お肌全体にうすくなじませてください。特に肌荒れと乾燥が気になる部分には、1日2~3回繰り返してください。
ご利用上の注意 清潔な手指でお取り扱い下さい。
目に入った場合は直ちにきれいな水で洗い流して下さい。 使用中または使用後に赤み・腫れ・かゆみ・刺激などの症状が出たときは、ご使用を中止して下さい。 上記のような症状が強く現れた場合は、皮膚科の専門医を受疹されることをおすすめします。 一度容器から取り出した化粧品は、元に戻さないで下さい。